「松山千春 『human』に思うこと~松山千春 全作品解説253~ V1.1」S2930/R


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◇更新履歴

V1.0:2015.04.27 初稿

V1.1:2015.10.07 ミュージシャンを追記、文章を是正


■ 「human」 編曲者:夏目一朗

2004年11月17日発売のアルバム『冬がやってきた』の7曲目。


◆レコーディングミュージシャン
01. プログラミング:中西進
02. キーボード:夏目一朗


◆2015.4.25 夢野旅人

昼の記事http://ameblo.jp/chiharu1997/entry-12019425195.html にも書きましたが、ついにテレビに見切りをつけた。 ゆえに4Kテレビなど要らない。

スマートフォンも要らない。

今朝も、ながらスマホに苛ついた。


LINEも必要なかろう。

なんも繋がっちゃいないだろう。

きこえてくるのは、ガキもいい大人も、LINEいじめ。


ネット社会となり、

犯罪対策の理由でなんでも制約され、管理され、面倒くさい。

ひとつも、便利じゃねえ。


と、お嘆きの我ら昭和オヤジのみなさん。


いずれは、

僕等、完全に時代に取り残されていくのでしょう。


~もし君がとり残されても 笑ったりはしないよ  

だって僕はずい分とまえに とり残されちまってる  

おびえる程のものじゃない それがそう人生だから~


と歌う、松山千春の「human」。

「時代」、「こんな時代に」。

歌詞の歌いだしが、こんな時代にから始まる第三弾。

 

2004年だから、今から約11年前。


そのころは、まだ携帯のカメラもムービーもチンケなもの。

携帯メールを皆が、使い始めたころ。

ブログも、もちろんTwitterもなかった。


まだ危機感も抱かなかったし、

テクノロジーの進化に期待していた。


アナログとデジタルの橋渡しをしたのも我々の世代だろう。

その恩恵を、一番、得たのも我々のような気がする。


もういいじゃんか。

そう感じ始めたのはいつだろう。

利便性を追求すればするほど、本質から遠ざかると知ったころか。


テクノロジーの進歩、結晶が、

正しいことだけには使われない。

犯罪や戦争に使用される。


分かっているのに、止めることはできない。

国の経済のため、

いや、自分たちの飯の種だもの。


物のなかった時代。

人が生きるために必要なものが求めらた。

人が生きるために必要なものが供給されていた。


正直、今は、なくても生活に支障のないものが多すぎる。

それだけ物理的には豊かな国なのでしょう。

だけど、この虚無感はなんだろう。

やはり、先進国はどこも同じ道をたどるのだろうか。


自分だけかな。

そんなことを考えてしまうのは。


~こんな時代に君は何を 求め何を捜すの  

笑顔の奥に隠したはずの ため息がもれている  

引き返す事は出来ない それがそう人生だから~


米や野菜を作っている農家に比べたら、俺たち、歌手やスポーツ選手など要らない。

だからこそ、俺たちは歌や競技で、

聴いてくれる、見てくれている人たちに、

(勇気や感動などと言ったら痴がましいが)

感じてもらえる何かを、伝え、与えなければいけない(要約)。


常々、千春はそう口にする。

歌詞の通り、千春は随分前から、時代に取り残されていたのだろう。


また、長くなりすぎてしまいましたが、

そんなことをこの「human」を聴くと思うのです。


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