「松山千春 『春の歌』に思うこと~松山千春 全作品解説 231~」S2864
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◇更新履歴
V1.0:2015.3.28 初稿
V1.1:2017.9.03 記事を是正、歌詞の追加(アメブロは歌詞の掲載が可能です)
V1.2:2021.3.18 記事の追記など
V1.3:2022.4.10 記事の追記
■ 「春の歌」編曲者:飛澤宏元
1987年5月10日発売のアルバム『あなただけの季節』のLP A面5曲目(CD5曲目/全10曲)
◆レコーディングミュージシャン
アルバム『あなただけの季節』の参加ミュージャン。「ムーン・ライト」のみのクレジットはなし
01. ドラム:見砂和照
02. ギター(AG):笛吹利明、吉川忠英
03. ギター(EG):松原正樹、芳野藤丸、角田順
04. ベース:長岡通夫
05. キーボード:奥慶一、中西康晴、倉田信雄、エルトン永田、有坂秀一
06. パーカッション:浜口茂外也
07. サックス:ジェイクH・コンセプシオン (Jake H.Concepcion)
08. ストリングス:加藤ジョー・グループ(KATOH JOE Group)、篠崎マサ・グループ
◆収録アルバム・CD
◆2022.4.10 夢野旅人
2022年4月3日放送「松山千春ON THE RADIO」。
千春が主催のシンガーソングライターコンテストの話から、過去にコンテストでグランプリを受賞したシンガーソングライターの曲がかかりました。
ゆえに番組ラストは、千春がデビューのきっかけとなった「旅立ち」で終わるかと思いました。
が、番組冒頭で札幌も春めいてきたというニュアンスの話をしていましたが、番組ラストは「春の歌」がかかり放送が終了しました。
◆2021.3.18 夢野旅人
2021年。
東京では3月14日、観測史上最も早く桜が開花しました。
春爛漫です。
以前にも書きましたが、東京に住む私にとって春を感じるのは、桜の開花の時期です。
最近、知り合った北海道出身の仲間に、「北海道にいたとき。何をみて春を感じますか。」と訊いたら、
「雪解け。4月、5月ですかね、北海道の春は。」と即答だった。
千春と同じだ。
そう思った。
最近、ラジオで千春がどの曲を選曲し、歌うか、かけるか、を予想して、改めて思ったことは、道内で暮らす千春と、都内で暮らす自分との季節感のずれ。
ラジオの選曲にしても、コンサートの選曲にしても、季節感を大切にする千春。
コンサートだったら、同じ土地の会場にいるから、陽気や天候によって、その日の曲の入れ替え曲が、感覚的に、直感的に分かる。
けど、ラジオはね、季節の距離感があって、なかなか難しい。
東京は春爛漫で冬は終わったと思う自分が、まだ春を待つ人たちがいることが、頭で考えれば、分かるのだが、その土地の風に吹かれなければ、実感は薄い。
そんなことを、「春の歌」を聴くとより思います。
この季節、北海道に行って、
~雪解け水の そそぐ川面に
映る青空 きらめきの中 ~
を感じてみたいです。
◆2015.3.28 夢野旅人
昨夜、帰れ道。
週末でもあるが、いつもより人が多いと思った。
気がつくと周囲の桜が咲いていた。
春なんだ。 そう思った。
~雪解け水の そそぐ川面に
映る青空 きらめきの中
長い 長い冬は去り 春訪れる~
東京で暮らす自分にとって春の訪れを感じるのは桜です。
雪解け水のそそぐ川面を僕は知らない。
北海道や雪深い地域に住む人と、雪のない本州に住む人とでは、春の訪れの風景や感じ方は違うのでしょう。
「春の歌」。
初演は、1987年春の本編一部のラスト。
2000年春のアンコールラストで歌われた。
2000年4月16日 山梨県民文化ホール。
ももちゃん(丸山政幸)のアコースティックギターで始まる「春の歌」。
イントロの途中で、千春が「ももちゃん、違う曲弾いているよ」と演奏を制止した。
カポタストの位置を間違えたと思ったが、違う曲だったらしい。
千春のサポートに就いて17年目となる、ももちゃんにしては希有なケアレスミスだった。
くしくも、このツアーを最後に2007年春までの間、アコーステックギターは、宇山基道と古澤衛が務めることとなる。
その後、「春の歌」が歌われたのは2007年3月25日。
北海道・夕張でのチャリティーコンサート。
まだ雪の残る夕張に、ぴったりの選曲に思えた。
山に 山にかこまれた 我町にも
長い 長い冬は去り 春訪れる
雪解け水の そそぐ川面に
映る青空 きらめきの中
長い 長い冬は去り 春訪れる
風は 風は穏やかな 我町にも
歌え 歌えたからかに 今 春の歌
淡い日差しの そそぐ大地は
緑 あざやか 花咲きみだれ
歌え 歌えたからかに 今 春の歌
生きるもの皆 春をたたえて
やがて短い 夏をめざして
歌え 歌えたからかに 今 春の歌
別れ、旅立ちの春。
生命の喜びを感じる春。
あと何度、桜をみることができるのだろう。
生命あるから、歌える春の歌。
母にもらった命、家族愛に育まれた人生だもの。
大切にするよ。
そろそろ煙草も止めないと・・・
桜が咲いた帰り道。
この曲を口ずさみながら、そう呟きました。
◆歌詞
山に 山にかこまれた 我町にも
長い 長い冬は去り 春訪れる
雪解け水の そそぐ川面に
映る青空 きらめきの中
長い 長い冬は去り 春訪れる
風は 風は穏やかな 我町にも
歌え 歌えたからかに 今 春の歌
淡い日差しの そそぐ大地は
緑 あざやか 花咲きみだれ
歌え 歌えたからかに 今 春の歌
生きるもの皆 春をたたえて
やがて短い 夏をめざして
歌え 歌えたからかに 今 春の歌
D. 1985-1987 松山千春全作品(解説)に思うこと ~松山千春 全作品解説4~ インデックス4 (1985~1987)
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