「松山千春 『明日のために』に思うこと~松山千春 全作品解説200~V1.2」S2818/R


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◇更新履歴

V1.0:2015.02.03 初稿

V1.1:2018.03.30 是正

V1.2:2020.10.22 是正

 

 

■ 「明日のために」 編曲者:飛澤宏元
1985年7月10日リリースのアルバム『明日のために』のLP B面5曲目(CD 10曲目/全10曲)

◇松山千春選曲ベストアルバム『松山千春の系譜』 DISC-3の13曲目

 

◆レコーディングミュージシャン(後日、追記)
01. ギター(AG):
02. ドラム:--
03. ギター(EG):--
04. ベース:--
05. キーボード:--
06. パーカッション:--
07. マンドリン:--
08. コーラス:--


◆2015.2.3 夢野旅人
1985年3月30日。

テレビ「ハロー!ミッドナイト(HELLO! MIDNIGHT)」の最終回。

弾き語りで「明日のために」が歌われた。

視聴率の低迷。

千春の、TBSの報道論調とは異なるコメントや、態度と言葉づかいに、局内外からのクレームが上がった。

 

~自分のことを、ずっと応援してくれてた人達には、

物足りなかったかもしれないし、ひょっとしたらみんなの期待を裏切ったかもしれない。 

でも、自分なりは精一杯やらせてもらった。 

結果がどうであれ、とにかくやった。 

自分はそれのほうがほしかったから。 

みんなもほんとに頑張ってください。 

俺もこれから、もっともっと頑張りますから~

 

そう弾き語りの間奏でそう話している。

 

あの日。

自分は那須にある友人の別荘にいた。

フジテレビの「オールナイトフジ」を観たがっている皆。

頼み込んで、そこのラストシーンだけは息をのんで観ていた。


新曲の初演。

強く心に響いた。

あの日の弾き語りは鮮烈に記憶に残っている。


また1985年、1987年、1990年、1991年。

夏の野外イベントの本編ラストで歌われた。

それだけにこの曲は夏のイベントの印象が強い。

 

(1980年から1990年初頭の夏の野外といったら、「大いなる愛よ夢」か、この「明日のために」。あの時代、2年連続で同じ本編ラストに位置しても許せた歌でした。)

 

そのせいもあり、自分の中で、その時代の歌声をも凌駕する「明日のために」に、まだ出会えていない。


ツアーでは1985年春と、1999年秋で本編ラスト。
アンコールラストとしては、2002年春と2006年春、2011年春。
イレギュラーで、2011秋。

 

2012年秋では震災の爪あとに苦しむ東北公演や、2014年春の初日に歌っています。

 

弾き語りは、自分が知る限り、あの日だけ。

是非、弾き語りで、ききたい一曲です。

 

◆参考1 / サンプラザ中野
昔、サンプラザ中野(現・サンプラザ中野くん)の深夜ラジオ番組でこの歌が流れた。
生きる気力をなくしたリスナーからの葉書に、真摯にメッセージをおくり、かけた歌が、「明日のために」だったそうです。

 

◆参考2 / 歌詞の誤記について
ワンコーラス後のサビのフレーズ。

~そして最期、力をふりしぼり~
が、オリジナルアルバムリリース当初から、

~そして最期、力をふりしぼり~
と誤記印刷されています。


CDのアルファレコード版もコロムビアでの再発盤も、歌詞は修正されていない。

 

DVD『再生』のブックレットには「に」と修正される。

 

しかし、「最期」が「最後」にと変換ミスを起こしています。

 

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