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◇更新履歴
V1.0:2015.02.03初稿
■ 「涙の街」 編曲者:奥慶一
1983年3月21日リリースの14枚目のアナログシングル「Sing a Song」のカップリング。
◆レコーディングミュージシャン(後日、追記)
01. ギター(AG):
02. ドラム:--
03. ギター(EG):--
04. ベース:--
05. キーボード:--
06. パーカッション:--
07. マンドリン:--
08. コーラス:--
◆2015.2.3 夢野旅人
千春の楽曲の中には、
女が、男との別れを決意して街(町)を出ていく。
そんな情景を描いた歌が多い。
逆に、男が街を出ていく歌もいくつかある。
その中で、ラナウェイソング3部作として個人的に愉しんでいるのが、
「涙の街」と「LONLEY HEART」、「賭け」である。
この3曲を順で追っていくと、
男が徐々にタフになっていく。
~住みなれた この街に少しも未練はないけれど~
~はじめからやり直す 勇気もないから ただかけて行く~
~涙で 明日さえ 見えない~
と歌う「涙の街」。
7年後の「LONELY HEART」http://ameblo.jp/chiharu1997/entry-11983794913.html
では、
~こんな男にいつまでも 振りまわされちゃいけないよ
LONELY HEART LONELY HEART 心が泣いている~
と、涙を浮かべ、ただかけて行った男が、
強がりな言葉を残し、涙は心で止めている。
それから17年後の「賭け」。
先の見えない人生、根は弱気な男が、最期の賭けにでる。
周囲の人間をだまして、金目のもの懐に入れて、女も連れて逃げる。
涙の街から24年にして、開き直りともいえる「はじめからやり直す」勝負にでる。
「賭け」のレビューになってしまうが、
人生、最後の最後までわからない、諦めるな、自分を救えるのは自分。
ドラマティックな展開の歌詞であるが、伝えたいことはそこだろう。
~はじめからやり直す 勇気もないから ただかけて行く~
元々、屈強で強靭な精神力を持ち合わせている千春ですが、
この「涙の街」をアタマに3曲きいてみると、
千春の精神的な変化が、ほんの少しだけ窺がえるのです。
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