「松山千春 『星空の夜は更けて』に思うこと~松山千春 全作品解説122~V1.1」S2604/R


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◇更新履歴

V1.0:2014.09.12 初稿

V1.1:2015.10.09 ミュージシャンを追記、文章を是正。


■ 「星空の夜は更けて」 編曲者:夏目一朗
2003年11月5日発売のアルバム 『風光る』の6曲目(全10曲)。


◆レコーディングミュージシャン
01. ギター(AG): 宇山基道
02. ギター(EG): 好永立彦
03. ベース: 美久月千晴
04. ドラムス: 三浦晃嗣

05. キーボード: 夏目一朗
06. タンブリン: 夏目一朗
07. グロッケン: 夏目一朗


◆2014.9.12 夢野旅人

「Tonight」http://ameblo.jp/chiharu1997/entry-11923785926.html のレビューの流れ、続きとなりますが・・・。

2013年10月10日、とある居酒屋。

秋のコンサートの初日終演後の反省会。


「アンコールの一曲目は、『Tonight』では弱い。なくてもいいかも」とか話していた。

そしたら2日目以降、

アンコールの一曲目が「Tonight」から「星空の夜は更けて」に入れ替わった。


なにも、「星空の夜は更けて」と入れ替えなくともいいのに・・・。

甘くて、明るく軽快で曲だとは思う。


が、ライブでやりすぎである。 

同じカラーの曲なら、「逢いたいすぐに」だってある。

アンコールの一曲目に映えるだろう、

同時期に発表された「君の全てを」ならいいのに。

そう思った。


自分は、ローテーションhttp://ameblo.jp/chiharu1997/entry-11504661823.html 的に不満を持っているだけある。


が、友人(男)は、あからさまに拒否反応。

「じゃんじゃらじゃじゃんじゃんらん」って、カッコ悪いじゃんという。

確かに、乙女チック、女性受けする楽曲だ。


そんな彼とは正反対に、

「『星空の夜は更けて』は、何度も聴いても飽きないわ」

と、仲間の女子たちは顔を見合わせて微笑む。


うち一人は、大のお気に入り。

2007年秋。

選曲に不満が残った初日。


彼女がメールで、

「アンコールの『星空の夜は更けて』と何々は残して、セットリストを考えてみませんか」と、送ってきた。


いや、いや。


それをいうなら、まず、『星空の夜は更けて』を外すべきだろうと。


恋は盲目というが、

自分のお気に入りのナンバーには寛大なのねと。


ライブは全曲、「雪化粧」http://ameblo.jp/chiharu1997/entry-11983073678.html でいいといっていた友人も、数年前、「もうおなか一杯・・・です」と、ギブアップした。


が、彼女はしそうもない。


何がいいたいかといいますとね、

ある程度、嗜好やファン歴が同じ仲間内でも意見が分かれる。

ゆえに、当たり前のことではあるけれど、

全ての人を満足させられる楽曲作りやライブでの選曲、構成は難しいなと。


男と女の感性、感覚の違いも考えてしまう。

こうやって、これが松山千春のスタンダードみたいに書いていますけど、千春のファンの男女比は3:7でしょう(長渕剛は、真逆の7:3だけど)。


そう考えると、マイノリティは男の僕らなんだと。

(もっといえば、30年以上、ワンツアー最低一回ライブを見続けられたことも)

唯一、松山千春が同性ということでバランスを保てるのかなと。


そんなことを、

ふと思う一曲なわけです。


この曲も、「Tonight」同様、仲間内で大好きな人間がいる。

なので、ライブで濫発されても、「なになにちゃん、よかったね」と、

許せる一曲なわけです。


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