「オールタイム・グレイテスト・ソング100選 5/100 『アヴェマリア』 スラヴァ」S2587
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◇更新履歴
V1.0:2014.09.02 初稿
V1.1:2022.11.30 是正
◼️オールタイム・グレイテスト・ソング100選 5/100 『アヴェマリア』 スラヴァ
◇「アヴェマリア」
アーティスト名:スラヴァ
リリース:1995年11月22日(日本盤)
作曲:ウラディーミル・ヴァヴィロフ/ジュリオ・カッチーニ
編曲:スラヴァ
◆夢野旅人 2014.9.2
2007年に松山千春が弾き語りでレコーディングしたジュリオ・カッチーニが作曲したとされている。
レビューでもふれましたが、
2005年、松山千春がカッチーニの「アヴェマリア」を感銘をうけるきっかけとなったのが、スラヴァのアルバム『ave maria』だったという。
このアルバムのリリース後の2000年あたりから、現在(2014年8月→【追記】2022年10月)まで、甲斐よしひろがライブの演奏終了と同時に流している曲が、このスラヴァの「アヴェマリア」でもある。
モーツアルト、シューベルトなどが「アヴェマリア」と題して書いた楽曲9曲を、演奏し収録したアルバム『ave maria』の日本盤がリリースされたのが1995年11月。
スラヴァ自身が編曲し、演奏するシンセサイザーで歌う「アヴェマリア」。
プロデュサーは、ピンク・フロイドを手掛けたグレック・ウォルシュ。
宮本亜門のライナーノーツには、「ロックとカウンターティナーの融合か・・・」と述べられていたが、まさしくその通りだと思った。
美しく儚い人生という一瞬の刹那。
甲斐よしひろがライブ終演後のレクイエムとして、このスラヴァの「アヴェマリア」を選んだのが至極当然のように思った。
2008年、アルバム『天才 松山千春のラブバラード』にある解説。
松山千春が、カッチーニの「アヴェマリア」を歌うきっかけになったのが、スラヴァだったことを知り驚いたが、すぐに納得したものです。
それほど、カッチーニのメロディーは美しく儚く、シンセサイザーに乗ったスラヴァの清らかな歌声は、聴く人を魅了する。
この曲は、人生というメロディーそのものだと思えるのです。
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