1985年8月8日(木) 松山千春 『REVCO SUPER JAPAN NIGHT "明日のために"』 日本武道館」S2476

 

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◆更新履歴

V1.0:2014.07.03 初稿
V1.1:2016.04.19 是正
V1.2:2016.05.13 チケット半券画像を追加

 

◼️1985年8月8日(木) 松山千春 『REVCO SUPER JAPAN NIGHT "明日のために"』 日本武道館

 

◇チケット半券


◆ミュージシャン
(PRIME TIME・A) 
01. ギター(AG):丸山政幸
02. ギター(EG):角田順
03. ベース:渡辺茂
04. ドラムス: 見砂和照
05. キーボード(S):有坂秀一
06. キーボード(P):林政宏

07. サックス:後藤輝夫

 

◇1985年8月8日(木) 松山千春 REVCO SUPER JAPAN NIGHT 「明日のために」 日本武道館

17:00開場 18:00開演

S席3,000円 A席2,800円

出演:エンドレス、若林志穂、大江戸助六太鼓


主催:レブコ株式会社 協賛:フルファレコード/R.P.C

企画・制作:オフィス・パンタ/RIBBON

協力:ビデオプロモーション

◆夢野旅人 2014.7.3
人には見せられない恥ずかしい日記ノートが出てきましてね。
ま、手書きで詳細に綴られているのだけど、どうにもこうにも文章が・・幼いというか、稚拙で。
その日記から、言い回しを手直しして一部記します。
当時はアンコール時など呼び笛がこだましてペンライトもちらほらあった時代でした。

あとビールという言葉がでてこない。
ジュースにミスタードーナツだもの。

 

オープニングアクトで出演したエンドレスとは、メジャーデビューした新人バンド。

律儀にもファーストアルバムを貸しレコード屋で借り聞き込んでから行きました。
若林志穂というのは「テレフォン・キッス」で(1985年2月25日発売) アルファレコードからデビュー。その後、女優へ。


1999年5月公開の長渕剛主演の映画『英二』で、英二の妹役・あずさを演じたのが彼女です(テレビの『とんぼ』では、仙道敦子が演じた)。

 

~当時の日記から~
今日は、千春の6年ぶりの日本武道館でのソロコンサート。
最寄りの駅で、15:30に親友と待ち合わせ。

しかし、どうにもこうにも落ち着かない。

14:00には家を出て公園では暇をつぶす。

はやる気持ちを落ち着かせるため、
コカ・コーラを飲みながらマイルドセブンをふかした。


親友がきて、お茶の水にでた。

喫茶店でトマトジュースを飲み都バスで武道館へ向かった。
開場に入り開演を待つ。

武道館は8角形。
ステージの正面ほ南、南東、東、北東、北、北西、西、南西、それにアリーナ席。
北がバックステージで客は入れない。

北東、北西は当時のステージ設計・PA技術では死角になるため、人気公演以外解放しないのだが、てっぺんまでびっしり埋まっていた(1996年の武道館 よりも、客を入れていた)。


二部構成とファンクラブマガジンには書かれていたが、今でいうオープニングアクト。
予定時間の18:00に、エンドレスが5曲、若林志穂が2曲歌い18:35に終わる。
思ったよりも早く終わった。

若林は中学2年だという。 

驚いた。

現在と違って客の平均年齢20代ちょっとくらい。
千春は、まだか、まだかで、会場は爆発寸前。

そんな空気の中、大江戸助六太鼓の和太鼓の演奏。

これがやたらと長く感じた。

正直、しらけた空気が漂っていた。

和太鼓の演奏中にサポートメンバがスタンバイ。


18:45
和太鼓の演奏が鳴り終わった瞬間と同時に「ロンリー・ナイト」のイントロが響き渡った。

その瞬間、会場は割れんばかりの大歓声。

一曲目から皆、歌った。
~ロンリーナイト  woh oh oh  ロンリー・ナイト~
~ロンリーナイト  woh oh oh  ロンリー・ナイト~

 

あっちも、そっちも、隣の女子も歌ってた。
アッパーなナンバーは大盛り上がり。

特にアンコールの5曲は、ロックコンサートをも凌ぐ盛り上がり。
ラストの「大いなる愛よ夢よ」。みんな手拍子、一緒に歌ってた。

日本武道館特有の、正面、左右から滝のように落ちてくるような歓声。

カーテンコール。

呼び笛があちこちで鳴り響いてた。

自分も、呼び笛で呼んでた。
隣の女子も、「わたしもやっちおう」と笛を使っていた。それが当時、あちこちで当たり前の光景だった。


衣装は、アルファのベストアルバムCD『松山千春メモリアルコレクションⅠ』のジャケットにも写っている緑と黒のチェック柄のジャケットにパンツ(本編一部)。

 

 

二部は、背中に竜の刺繍がほどこされたジャケット、アンコールでは赤のサテン素材のジャンプスーツ。

アンコールラストの「大いなる愛よ夢よ」。

間奏で千春が叫ぶ。
「お前たち、力一杯、歌うからしっかり見てろよ」。
自分には、「お前たちも、一度しかない人生を力一杯生きろよ」ときこえた。


その後の絶唱。
この「大いなる愛よ夢よ」はすごかった。

自分は、
この「大いなる愛よ夢よ」と肩を並べられる「大いなる愛よ夢よ」に出逢うまで27年間(2012年十勝)かかりました。

(2010年の東京厚生年金ファイナルはよかったけど、泣いたけど・・・あそこまで突き抜けなかった)。


オープニングアクトがあったため、神鍋よりも曲目は、少なかったけど、
「もう少し粘れば出てくるのに、アリーナの奴ら、すぐに席を立ち過ぎなんだよ」と、稚拙に憤慨していたけれど、それでも、充実感のあるライブだった。

 

2日後に伝説となったハウンドドックの大雨の西武球場を見た後でも、一か月以上、感動の余韻は消えることはなかったです。

ちなみに終演後、みんな汗だくだく。

ピンクのシャツが汗で真っ赤。

自販機のジュースへ。

すぐにシュースが売り切れた。

ビールじゃないんだよな。

今では考えられないけど、あれが美味かった。

日記を見ると、終演後、親友とミスタードーナツでお茶して帰っています。

 

都バスも使っている。

お互い金が、なかったんだなと。
食事は自宅で、だったんだろうと。

でも、心の底から楽しかったなと。

◇演奏曲目表(セットリスト)

<昭和60年>1985年8月8日(木) 日本武道館
・エンドレスのステージ(5曲)

若林志穂のステージ(2曲)
 

~大江戸助六太鼓の演奏~

01. ロンリー・ナイト

02. LOVE

03. 僕の好きな風景

04. 流れ星
05. あたい

06. 愛ははかなく(新曲:当時、未発表曲)

07. 二人の季節

~インストゥルメンタル:Sing a Song~
08. On The Radio
09. ナイト・エンジェル
10. 残照
11. 虹のかなた

12. 明日のために

---encore---
13. 優しい風

14. 浜辺

15. 長い夜

16. ロンリー・ナイト

17. 大いなる愛よ夢よ

 

 

 

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