「2007年9月7日(金)長渕剛 『TSUYOSHI NAGABUCHI ARENA TOUR Come on Stand up!』 さいたまスーパーアリーナ その1」S2153-1
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◇更新履歴
V1.0:2014.3.29 初稿
V1.1:2017.6.28 是正およびチケット半券画像を追加
V1.2:2021.9.07 是正
◼️2007年9月7日(金)長渕剛 『TSUYOSHI NAGABUCHI ARENA TOUR Come on Stand up!』 さいたまスーパーアリーナ その1
◆チケット半券画像
◆2014.2.20 夢野旅人
今週の日曜日(2.16)。 風に吹かれながら長渕剛を聴きながら泣いた。
~もしも も一度 逢えるならば 父ちゃんにやっぱり 逢いたい~
~ただ生きていてくれるだけで 本当は 本当は よかった~
「鶴になった父ちゃん」。
2007年9月7日。
初めて長渕剛のライブを観る友人と一緒に出掛けた。
終演後。
何が印象に残ったかと訊くと、MCを含め「鶴になった父ちゃん」だったという。
「また、ベタなところ、歌で感動するんだな」と僕はいった。
2006年4月23日、警察官だった長渕剛の父・邦治がこの世を去った。
父親への感謝と鎮魂の思いを歌った「鶴になった父ちゃん」を歌う前に彼はこういった。
こどものころ。
親父と遊びたかったけど父親の仕事柄なかなか遊べなかった。
たまにキャチボールするくらい。
月に一二回早く帰ってくる日があり一緒に銭湯にいいくのが大好きだった。
刺青の入ったヤクザの親分が入ってきた。
豪快に風呂に入り、お湯を体にかけていた。
そのヤクザの背中をぱちーんと叩いて、父ちゃんが「おう、元気にしているか、頑張っているか」と声をかけた。
そのヤクザは、「はい。ぶっちゃん、元気ですか、頑張っています」。
その構図がたまらなかった。
父ちゃんかっこいいなと思った。
そこには、ヤクザも警察もなかった。
男の、人間と人間の、関係があった。
父ちゃんが買ってくれる風呂あがりのコーヒー牛乳が好きだった。
たまらなく美味しかった。
コンサートが終わったら今でもコーヒー牛乳を飲む。
コーヒー牛乳は親父の優しさの味。
その親父が死ぬ時に剛、剛と呼んで、最期に敬礼して死んでいった。
そして、この「鶴になった父ちゃん」を書いたという(要約)。
~もしも も一度 逢えるならば 父ちゃんにやっぱり 逢いたい~
~ただ生きていてくれるだけで 本当は 本当は よかった~
「また、ベタなところ、歌で感動するんだな」。
あのとき、友人にいったけど、今頃になって効いてきた。
そんな、友人が初めて行った長渕剛のライブをご紹介します。
その2 に続きます。
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