「松山千春 『ロンリー・ナイト』に思うこと~松山千春 全作品解説8~」S2125/R


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■ 「ロンリー・ナイト」 編曲者...奥慶一

1983年11月5日リリースのアルバム『眠れない時代』のB面3曲目(CD:8曲目/全10曲)

□2014.2.9 夢野旅人

1984年くらいかな。中学の友達の家で徹夜麻雀したとき。

中学からの親友テツもいた。 テツの高校の同級生か、面子に初対面の甲斐くんもいた。

彼は、甲斐バンドや浜田省吾といったロック系の音楽ファンだった。


適当に、好きなミュージャンのテープを持ってきてステレオでかけながら麻雀をうっていた。

部屋には、浜田省吾の「独立記念日」や甲斐バンドの「ブライトンロック」、マイケル・シェンカー・グループ、ヴァン・ヘイレンが流れてた。


自分が持ってきた松山千春縛りのテープがかかっていたとき。

「ロンリー・ナイト」が流れた。 

サビの~ロンリー・ナイト who oh oh ロンリー・ナイト~の部分にはいったとき。


甲斐くんが「なんだよ この気持ち悪い歌い方は」といった。

やっばりそう感じるかと思った。

アッパーなナンバーで、綺麗に高音を歌おうと、のばそうとすると違和感を覚えるよなと。


ドラムから入る演奏自体はいいのに、このサビののばし方、歌い方はないよなと。

甲斐くんに、「レコードで聴くと違和感を覚えるかも知れないけど、ライブではもっとヘビーな演奏で、歌いかとも荒々しくて、ライブ映えする歌なんだ」と言ったけれど、分からないだろうなと思った。


「ロンリー・ナイト」。

リリース時のツアー1983年秋の『眠れない時代』では演奏されず、翌年の春の『人と生まれて・・・』が初演。 


以降、「優しい風」「砂の上」同様、80年代後半までのアンコールの定番なナンバーとなる。

レコードではロンリー・ナイトの言葉は24回。

ライブでは前述どおり、かなりヘビーな演奏で荒々しく歌っていた。

そして、サビの部分を何度もレフレインした。


乱暴な言い方をすると歌詞にさした意味などなく、ライブのためのナンバーに思えた。

汗だくで、声をからしながら、

ロンリーナイト who oh oh ロンリーナイト

ロンリーナイト who oh oh ロンリーナイト

もっと大きな声で

ロンリーナイト who oh oh ロンリーナイト

ロンリーナイト who oh oh ロンリーナイト

まだまだ もう一回

ロンリーナイト who oh oh ロンリーナイト

ロンリーナイト who oh oh ロンリーナイト

と絶叫に近い歌い方のパフォーマンスが好きだった。


1990年代に入り、たまにイレギュラーとかで歌うけど、

荒々しさが消えた、年齢にあわせポップな仕上がりにするしかなかったであろうアレンジでは物足りない。 唯一、期待できるのは、弾き語りだけかなと思いはじめていた。


しかし、去年の春の「BABY」の歌い方を見ると、手ごたえを感じると、以前のような荒々しい歌い方も期待できるのはないかと、一瞬思った。


けど、もしそうなったとして、今度は我々客のリアクションはどうなのと問われる・・・と、もう弾き語りしかないかなと思うわけです。


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