「2013年4月7日(日) 甲斐バンド 『ローリング・バースディ60』 TOKYO DOME CITY HALL ライブリポート その6」S1436-6

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S1436-5 その5からの続きです。

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■ライブリポート

6. ステージ中盤 ゲスト

この日本屈指のライティングは、

さらにアンコールで、いつもの定番曲で、さらに素晴らしい効果を生む。


バンドメンバーがはけ、ステージ中央に椅子が用意され、サングラスからかけ替えた甲斐さんが腰掛ける。

キーボードが用意されて、ゲストの上綱克彦を紹介。

元・柳ジョージ&レイニーウッドの上綱克彦とは、2012年4月28日「PLATINUM LIVE 2012」新国立劇場以来の顔合わせ。 ふたりで、柳ジョージ&レイニーウッドの名曲を、上綱のキーボードで。


11曲目 「青い瞳のステラ、1962年夏…」(作詞:水甫杜司 作曲:上綱克彦)


ステージを去る上綱克彦への拍手のあと甲斐さんがいう。

「毎回やって、毎回(演奏が)違う。 歌えるようになっている。上綱とは同じ歳、小林よしのりも小、中、高と、全部一緒。 僕の干支の世代は、ふつうはいない」。


二人目のゲストは、押尾コータロー。

去年の12月25日、大阪・サンケイホールブリーゼでの「押尾コータロー クリスマス・スペシャルライブ2012」にゲスト出演以来の顔合わせ。


「一緒にやって、こんなに刺激されて、触発された人はいない。 9月から二人でツアーをやる」と語る。

また「去年の暮れ、押尾の大阪のライブにゲストで行ったら12曲も歌わされた。 オーノー 12キョク ゲスト ジャ ナーイ。 共演かよ」とも。


松藤もコーラスに加わり、押尾コータローのギターだけで、12曲目「破れたハートを売り物に」。

個人的には「安奈」同様、やり過ぎがあって、大好きだったのに、正直、ゲップ状態の「破れたハートを売り物に」。


それが、彼のギター、演奏にかかると新しい息吹とともに、名曲がよみがえる。

音のシャワーのような楽曲を、たった一本のギターで、何の遜色も感じさせない。

バンドが解散した1986年6月27日。 

最後となるはずだった日本武道館。

終演アナウンスを何度もかきけすように、オーディエンスだけで歌った「破れたハートを売り物に」。

終演後の日本武道館で、延々と観客の合唱が続いた。

そのとき以来の感動のように思えてくる。


演奏が終わって、甲斐さんが思わず「スゲエー」と、洩らしたけど、分かっているけど、ほんと凄かった。


押尾コータローがステージからはけたのが18:41:27。


三人目のゲスト。

元・THE STREET SLIDERS、こと土屋公平(1960年10月4日)

蘭丸が出てきたら、こりゃ「レイン」だと思ったら、甲斐さんが話し出す。


「彼と初めて会ったのはソロになったばっかのころ。そのときに『夜のヒットスタジオ』で、『レイン』を弾いてもらって。 それから彼が来るときはずっと『レイン』なんで。 レインおじさんって言われていると彼は嘆いていて。 今日は『レイン』はやらない」と。


バンドメンバーも加わり、13曲目、去年のソロツアー「愛のろくでなしツアー2」以来となる「特効薬」。

そのときのサポートメンバーは、ギターが土屋公平に、ギター、佐藤英二、ドラム、佐藤強一、ベース渡辺等。 


今日は甲斐バンドで、田中一郎、佐藤英二、そして土屋公平のトリプルギター。

元・ARBのギターリスト、田中一郎と、元・THE STREET SLIDERSの土屋公平が一緒にプレイしている。

それが当たり前と思えてしまうことが、月日が経った証のような気がした。


18:49:10 土屋公平がステージを後にする。


その7に続きます。

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column ~ 愛した季節の薫り ~松山千春の世界を綴ろう~ 夢野旅人