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前回の教訓で、色々見えてきた
ココナッツシフォン道。
今回はココナッツミルクの混ぜる
タイミングを変えて、挑みます。
■材料
・全卵L玉5個(卵黄85g、卵白217g)
・米粉 85g
・グラニュー糖(100%甜菜糖)75g
・ココナッツファイン 20g
・ココナッツミルク 40g
・甘酒(麹) 20g
・甘酒(液)10cc
・豆乳30cc
※今回から、甘酒の麹と液体の部分の
割合を変更
■工程(基本的に作り方はいつもと大差ないです)
準備.
・豆乳を人肌程度に温めておく。
・卵白と卵黄を分け、卵白は冷凍庫で冷やしておく。
・ココナッツミルクが固まっていたら、温めて液状にする。
1.
まず卵黄のみ、ひとつまみの砂糖を入れ
とろりとするまで、ホイッパーで混ぜる。
そこに、甘酒(麹)を入れ、ダマが少しすりつぶされ
生地になじんできたところで、甘酒(液体)、
豆乳を軽く混ぜてから、米粉をふるいながら入れ、
そのあとココナッツファインを
ダマがなくなるまでしっかり混ぜる。
※ホイッパーは目の細かい泡だて器。
2.
ひとつまみ砂糖をいれ、メレンゲを泡立てる。
残りの砂糖を3回に分け投入しながら、
そのつど泡立てて、メレンゲを作る。
※最終的に手に重みが残るくらいの固さ。
角はおじぎではなく、ピンと立つくらい固めに。
でも、分離しないよう、泡立てすぎない。
3.
卵黄と卵白を混ぜて、生地を完成させる
メレンゲをホイッパーで泡締めし、
まず1/3量を卵黄生地に入れ、
別の泡だて器でなじませるように混ぜる。
(卵黄生地は下にたまりやすいので、
ゴムベラで底から返すように軽く混ぜる)
同様に繰り返し、
(ここからがプレーンシフォンの
作り方と異なる)
最後は大きく5回混ぜ、
小さく60回混ぜる。
そこで、少し固さの残った生地を、
60gほどココナッツミルク(液体)の
入った小さなボウルに移し、
軽く混ぜて、生地に戻して
10回大きく混ぜる。
※ココナッツミルクは油脂が多く
メレンゲの泡が消えやすいので、
上のように、最初は生地混ぜず
最後にゴムベラで生地に
混ぜ込む。
完成した生地。
ココナッツファインの入った
卵黄生地はそれだけでも固いのに
豆乳の量も少ないので、かなりもそもそも生地。
それをメレンゲで柔らかくするように
混ぜていった感じ。
今回はココナッツミルクを最後に混ぜ
あえただけなので、生地もそこそこの
量になるかと思ったものの、
うーん、やはり泡が消えてしまうのかしら・・・
あまり高さが出ない。
4.
180℃に予熱したオーブンで、27分焼く。
うーん、やはり膨らみに元気がない。。。
今回はココナッツミルクの油脂で
緩んだというよりは、
ココナッツファインが水分をずいぶん
吸ってしまい、生地が重くなりすぎて
膨らまなかったのではないかと推測。
冷めた後、一晩冷凍庫で寝かせ、
翌日型外し。
うーん、まあまあの出来。
■実食
一言所感:味と触感は
これまでで最高の出来!!
◆見た目★★☆☆☆
・膨らみ・・・△
・美しさ(型外しの出来) ・・・△
◆味 ★★★★☆
→これまでで一番好みの味。
甘みとココナッツの風味。
さらにココナッツミルクの
まろやかな味わいが
シフォンの柔らかい口あたりに
最高にマッチ。
◆食感 ★★★☆☆
・しっとり・・・○
・ふわふわ・・・◎
・もちもち・・・○
→まずこれまでなかったほどに
ふわふわ!やはりココナッツミルクを
後からあえたおかげで
生地が固くならずに済んだ。
ふわふわになったのに、
しっかりしっとり感も残っているので
すばらしい。
■失敗と教訓
・次回は・・・
→分量は今回のまま。
→ひとまず、卵もまたL玉5個で。
→ココナッツミルクは今回同様最後に。
→ココナッツファインは卵黄生地に
最初に加えず、メレンゲと混ぜる生地の
タイミングでいれる。
(ココナッツミルクを入れる直前)
今回で分量と、食感に大きな
進歩がみられたココナッツシフォン道。
ココナッツミルクを入れる
タイミングを変えることで、
ホイッパー混ぜを復活できたのが
良かったのかも。
上の改善を加え、さらに理想の
完成形に近づけます!
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