木鶏
今朝、冷たいきりりっとした空気。青い空。まっすぐに上がるアドバルーン。
寝室のカーテンを開けると 飛び込んでくる風景です。
風の吹き具合は このアドバルーンが教えてくれます。
けっこう強風の日も お仕事させられてる このアドバルーン。
いつか大空に逃げて行ってしまうのではないかと
そんな日はハラハラしながら 上に下にくるくると動き回るアドバルーンを
案じている私です。
本日の新聞、スポーツ面。
「白鵬、木鶏たりえず」と新聞の大見出し。
夫にすかさず問う私。
「キドリたりえずって何??」(笑)
木彫りの鶏のように全く動じない闘鶏における最強の状態をさす言葉、
らしいですね。
双葉山が使ったその言葉を 白鵬の連勝ストップに重ねたんですね。。
知らなかった~ もっけい たりえず。。ね。
そう言えば、
書店に勤めて間もない頃、
女性のお客様に「リョウシの本はどこ?」と尋ねられて
孔子とか孫子のお仲間かと思い込み、
思想のコーナーへ案内したことのある無知な私。
お客様は物理学の「量子」の本だったらしくて 恥ずかしくて恥ずかしくて(笑)
木鶏の言葉も荘子からのようなので
そんな失敗を苦々しく思い出してしまいました(〃∇〃)
夫に「キドリはないだろ~!」と笑われながら。。