「患者さんに入れたものは、出てこないのよ。」
看護師時代、病棟でインシデントが起きた時、
上司から言われた言葉です。
一回の処置、一回の投与に
間違いがあってはならない現場で、
責任を持つことを何度も教わりました。
また、先輩のこんな言葉も
忘れることありません。
「先輩だって間違えることはある。
自分の目で最後まで確認してね。」
ドクターが処方した薬剤を
患者さんへ投与することを
担っているのは看護師。
あってはならないことですが、
ドクターでさえ、忙しさや知識不足から
間違えることはあるかもしない。
しかし、命に直に関わる医療において、
ミスは許されません。
だからこそ、責任をもって、
体に何が入るのかを理解し、
最後まで自分の目で確認して投与する。
先輩や上司たちが教えてくれたことは、
自分の体に責任を持つということにも
繋がると思います。
自分の体に入れるものは
安全なものか?
食べ物、水、お薬、注射、ワクチン・・・・
疑問を感じたらすぐに調べます。
情報は、一つだけをみるのではなく、
多角的に調べ、見極めていく
必要があると思っています。
当たり前だと思ってきたことは
当たり前じゃないかもしれない。
違和感をそのままにせずに調べ、
判断していくことは、
自分の体を大切にすることだと
思います。
32歳のとき、娘が生まれました。
娘の誕生は、食事のこと、
薬、予防接種ワクチンなど、
これまで当たり前だと思っていた考えを
見直すきっかけになりました。
ホメオパシー、食事療法、
エッセンシャルオイルなどの民間療法、
代替療法があることも、この頃知っていきました。
その後、看護師になり、
患者さんの治療に対して、
分からないこと、疑問があれば調べました。
どんな場面においても、
耳で聞いた情報を鵜呑みにせずに、
自分でも調べる、確認する
ということを心がけました。
ペルーにいったとき、
一緒に旅をした長老ロイが
教えてくれたことがあります。
私たちの体は血でできている。
その血は、食べ物によってつくられる。
血は、自分と宇宙を繋げるもの。
食を見直すことは、
自分と宇宙の繋がりを取り戻す。
ロイは、マクロビオテックの先駆者であり、
長年にわたってホピ族と生活を共にしてきた
シャーマンです。
当たり前だと思っていることは、
本当だとは限りません。
うまく誤魔化されていたり、
ウソも隠されているかもしれません。
おかしいな?本当かな?
と思ったら、自分で調べ、
勉強していきましょう。
情報過多な時代において、これからは、
情報を見極めていく時代ではないかと
思います。
3次元の世界に生きている私たちは、
肉体があるお陰で、好きな場所に行けたり、
好きなことができたり、
人と触れ合うことができます。
自分の体(骨、筋肉、各臓器、血、細胞)
に感謝し、大切にしていきましょう。
自分の体を守ることができるのも、
よくすることができるのも、
自分です。