秋元康×大島優子 密談 in『AERA』 | 大島優子さんの「笑顔」が大好き

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わりと新参なAKB48ファンが、リアルでは話せないAKB48について語るための場所を設けるために開設しました。たまには日常も綴ります。
卒業しても、大島優子が一推し!

密談


大島優子が明かすこれまでといま

秋元康が示すこれからの道



都内某所のホテル。そのバーの一人待つ秋元康の姿を見つけ、大島優子は笑いながらイスに座った。

総合プロデューサーと大エース。

「長女のようなしっかり者」ゆえ、じっくり語り合うことがほとんどなかった二人が向き合った。


と、いう書き出しで始まった2人の対談。



12月中旬の対談だったようですが、この時すでに大島さんと秋元氏は2014年で卒業する、紅白で卒業発表をする、と話を決めていたのかどうなのか・・・

決めていたような気もするし、そうでない気もするし。


秋元

「(略)優子ももう25歳だろ。25歳になってどう?」

大島

「30歳までの5年間がすごく楽しみです。たぶん、いままで以上にいろんな変化が起きるんだと思ってます。容姿にしても、気持ちにしても。結婚もするだろうし」


さらっと書いてありましたが、

結婚するんだ!?

って、こっちは相当びっくりしました。

別に、大島さんが結婚しなさそうってわけではなく。

30歳までに「する」というイメージをもっていたことと、それを文字になることを前提に口にしたことに驚きました。

だからやっぱり、この時点で卒業発表のことは決まっていたのかなあ、って思ってしまったんですけど。


大島

「秋元さんは以前「複雑なスープになれ」って言ってくださいましたよね。その意味が、最近すごくよくわかってきて。大味な料理ではなく、隠し味も含めていろんな味わいが複雑に混ざり合う日本料理のような、深みのある人になりたいって思っています」

秋元

「優子は十分複雑だと思うよ。なんでこんなに幼いかなって思う部分と、なんでこんなに大人なんだろうって思う部分が、いまちょうど交錯してる。そういう幅が魅力的なんだよ」

大島

「でも「大島優子ってどんな子?」と聞いたら、たぶんみんな「明るい」「元気」っていうイメージを持っています」

秋元

「それはそうだろう。優子がそういうふうに振る舞っているんだから。でもそこにある陰影は、わかる人にはわかる。それは、芸能界で子役として仕事をしてきたことや、これまでの環境の影響もあるかもしれない。普通の人よりもいろんな経験をして、自分なりの喜怒哀楽の形もできている。だから浮かれることも、流されることもない(略)」


・・・深い。

そして、秋元氏鋭い。

確かに。

大島さんの魅力がそこにありますね。


明るくて元気。

笑顔がかわいい。

確かにそこが、大島さんへの入口になるとは思うんですけど、大島さんて決してそれだけの人ではないと感じられるから。

だから魅力を感じるんですよね。

直接会ったことがあるわけじゃないし、画面や紙面でしか見たことないけれど、奥が深そうな感じがすごくする。

もっと知りたいなって思う。


秋元

「どういうタイミングで卒業したいと思うの?」

大島

「うーん。ひとつじゃないです。いろんなものが合わさっています。自分自身のことを考えると、これ以上、ここで新しい自分が見せられないかもしれないと思ったとき。それと、私がいるままだと、どうしても席が空かない、というのも大きいです」


大島

「あっちゃん(前田敦子)が「後輩のために道を作る」と言って卒業したとき、私は正直「それは違うよ」と思っていたんです。前田敦子という座席を譲られて誰かが入るんじゃなくて、奪い取るものだって、私のスピリットとして思っていた。でもあっちゃんが言っていた通り、先輩として譲るべきかもしれないと、変わってきました。先頭でAKBを作ってきたメンバーから、その座席を奪い取るということは相当難しいこと。だからその座席を明け渡すことが先輩の責任、そして後輩のため、ということを今はすごく考えています」


今年に入ってから、大島さんが最初に更新したブログには、卒業発表をしたことについての自分の想いがしっかりと書かれていて、とても共感できる内容でした。

もうホント会社の昼休みに読んだのに、うっかり泣きそうになるぐらい、いいブログだった・・・。

でも。

ひとつだけ、あれ?って思ったところがあって。

それが

「次を担うメンバーに明け渡すことが私の役目でもあると」

と、いう一文。

あれ?って思いました。

大島さんて、そういうスタンスだったっけ?

と。

確か、奪いにきてほしいって思っているんじゃなかったっけ?

と。

大島さんのフォトブックで、たかみなさんとの対談でも言っていた。


優子

「(略)だったら若い子がガン!と上がってきて、私たちがグイグイと押し出されるくらいの状況がほしい」

って。


だから、あれっ?と思ったんですが、この『AERA』の対談を読んで、腑に落ちました。

なるほどね、そういう風に想いが変わったんだね、と。


確かに、大島さんは押し出されるにはあまりにもその存在が大きい、と思います。

次世代センター候補、と言われていた渡辺さんも島崎さんも、結局大島さんを超えられなかった(と、私は思ってます)

でも、だからダメってわけではなくて、大島さんが卒業することによって、伸びてくる、目立ってくる子は出てくるかもしれない。

その可能性は、十分にある。

大島さんの卒業はさみしいですが、その後残った若いメンバーがどうなるのか、そこは興味があります。


大島さんの卒業は、AKB48にとってすごく大きな分岐点ですね。

後からAKB48を振り返った時、前田さんの卒業と大島さんの卒業は、大きな区切りになると思います。

個人的には、前田さんの時よりも今回の大島さんの卒業の方が、大きいと思う。

だって、前田さんの時は大島さんがいたんだから。

今回は、未知数ですよね。

そこが、面白いと言えるかな。


大島さんがいなくなるAKB48.

寂しさは大きいのですが、同時に、大島優子としての個人の活躍への期待と、大きな看板の抜けたAKB48がどう変わっていくのかという楽しみも、大きいです。



長いので分けて、密談2へ続きます。




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