フィルミレンゲ

それは、ヒンズー語の別れの言葉

でも
「さようなら」
じゃなくて

「また会いましょう」

て意味


ウチの息子が通う、
インドニューデリー日本人学校では
年間通して、転入転出はもちろんある
しかしやっぱり多いのは春

転入の際は
「ナマステの会」

転出の際は
「フィルミレンゲの会」


今日はそんなフィルミレンゲの日

一年で一番寂しく、切ない日だ

昨年も号泣したわ…

その時のハナシ↓


さて、フィルミレンゲの会

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転出する子は、親友からお手紙を読んでもらい、マリーゴールドのレイをかけてもらう

そのお返しに、自分からもお手紙を読む
もちろん全校生徒、保護者の前で

今回転出するのは48人(多いな)


ウチの息子も、親友にお手紙を読んだ

なかなか上手だった、泣かなかったし
泣き虫だった息子も成長したんやな

私も泣かなかった
成長したんやな

しかし
友達の子が泣きながら手紙読んでるところで
号泣&号泣

ヌハーーー
おばちゃん、こんなん弱いねん!!!

そやろなぁ、そりゃ寂しいやろなぁ〜

だってな、インドって子供だけじゃ、どっこも行けへんのさ
だから放課後気軽に
「◯◯君ち行ってくるわ」とかも、もちろんできやん※同じマンション内ならやっとるけど

だからその穴埋め的に、お泊まり会とか結構頻繁にやる

我が家も先週末は、ずっとお友達が泊まりに来ていた

そう
親子共々
こーーーーんな密にお付き合いしとるのに!

日本帰ったらもう滅多に会えへん

インドと日本は遠い

お互いの帰る場所も日本全国津々浦々

なんなら
本気で二度と会えへんかも
っちゅーくらいの別れなワケですよ



ヒィーーー
もうツライツライツラーーイ


お手紙花束タイムが終わったら
先生方の離任式

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こちらの先生方は、生徒とガッチリ向き合ってくれるというか、インドと言う過酷な国がそうさせるのか親身な先生が多いと思う

だから先生方のお別れの言葉で
泣いたり笑ったり


そんで最後は

生徒全員で作った花道を通って行く



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Kっっちゃん!!
※親友の息子っち


あんたは泣いてないな(笑)
エライエライ

おばちゃんは
涙が止まらんけどな


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先生も号泣しながら、保護者とハグ

きっと、色んなことがあったんだろう

先生達は
インド菌にやられてお腹壊しても
休まず授業せなあかんし
ホンマに大変やったろうと思う



今回は校長先生も離任
日本へ帰られる


校長先生が毎日書いてくれてた
「今日の一言」が、私は大好きだった

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泣けるー!!

いつもは、本などから引用されると言っていたけど、今日のは校長先生本人のお言葉だろうな


こちらこそ
本当にありがとうございました
校長先生
そしてたくさんの先生方
素晴らしい先生方と出会えた事を
心から感謝します


最後に
校長先生が書いていたこの「今日の一言」を集めたプリントを頂きました


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このインドという一風変わった国で
日本とは文化も考え方も違う国で

苦労してる人はたくさんいると思う



私がこの国へ来て一番大事だと思ったことは

友達を作ること



「できないことがあるから仲間ができる」


校長先生の今日の一言から


インドでは出来ないことや、分からないことがホンマに山程あって、誰かのアドバイスや手助けがないとシンドイしやってられない

私も仲間が居なければここまでやって来れなかった

皆んながいたから

たくさん話を聞いてくれたから

一緒に笑い飛ばしてくれたから

私は頑張れた


出会ってくれてありがとう
いつも側にいてくれてありがとう

たくさんの友人がインドを去る今年の春

この大きな波を乗り切れば
私もまた強くなれるかな


あと何年続くかわからないインド生活
最後の日まで後悔のないように過ごそう


さようなら

フィルミレンゲ

また逢う日まで




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