旭川市永山のファーストサイン教室
ちびみるの野尻です。
ご訪問ありがとうございます!
自己紹介をさせていただこうと思います
2人の姉妹の子育てママをしています。
まだ幼い二人の育児と同時に、母の介護もしています。
介護生活が始まったのは2005年。
太陽のように笑顔の素敵な母から笑顔が消えました。
病名は『ピック病』。若年性の認知症です。アルツハイマーや、脳血管型の認知症が大多数を占める中、残りの数パーセントの病気です。一般的な認知症とはまた異なり、社会性が失われ、発見しにくいことも特徴です。
お風呂に入れない、洋服も着替えられない、腐ったものをプレゼントしてしまう、
不安で落ち着きがなくウロウロ、無表情。。。
診断がつくまでに1年かかり、ようやく診断がついた頃、私は胃潰瘍になりました。
これを機に病院を退職し、母の介護に専念するとに決めました。
愛犬ちびぃを迎え入れ、介護生活がスタートです。
話好きだった母は自分の思いを表現することができなくなっていました。
不安になるとなおさら言葉は出てこず、
徘徊、手の震え、落ち着きがなくなるという行動にでていました。
母の行動をよく観察し「見る」ようになりました。
それから、母の些細な動きからどんな気持ちなのか、
何がしたいのかを読み取り、対応していくようになりました。
そうすることで、徐々に母に笑顔が戻ってきました♪
「この病気は進行を止めることはできない」と言われ、早10年。
沢山の刺激や関わりで3~4年で落ち着きを取り戻し、
今では自分のことは最低限ですが自分でできるようになりました。
毎日笑い声もたえず、幸せだねと言ってくれるようになりました。
自己紹介 その② へつづく……