
息子の陸上、今日と明日、いよいよシーズンを締めくくるディストリクト大会。
今までの試合は、この決戦の前哨戦のようなもの。
この試合で、学校対抗のチャンピオン校も、各競技の個人チャンピオンも決まる。

各競技、各校からエントリーできるのは3名まで。
さらに狭くなったエントリー枠で、息子は今まで出場してきた幅跳びと三段跳びでエントリーを逃した。
出場メンバーに選ばれたのは、400m、800m、4X400mリレーの3種目だ。

800m以上の距離種目は、全員が一緒に出走する一発レース。
それらの種目やリレーは明日行われる。
今日行われるのは、短距離の予選とフィールド競技の半分。
と言うわけで、1日目の今日、息子が出走するのは400m予選のみ。
6~7時間目の授業をパスする形でスクールバスに乗り込み、会場のスタジアムに息子達が到着するのは3時。
フィード競技がまず行われ、トラック競技開始は6時。
かなり暑い中、選手達は延々待たなければいけない。

トラック競技が3種目終わって、いよいよ400m走。
今日の予選でタイム上位の8人が、明日の決勝戦に進める。
息子は第2レースでの出走。
さすがにディストリクト決戦。
デッドヒートのレースで、息子の表情も今まで見なかったような苦しそうな表情になっている。
着順は3着。
微妙・・・
全レースを見た後、こりゃ、予選落ちしたかも・・・と思えてしまう。
昨年6位で予選通過した息子。今年も当然決勝に進むと本人は信じていたのだけれど・・・
落ちた可能性の方が高そうな気がして、どう慰めようか考えながらも、結果発表の放送を待つ。
決勝進出者のアナウンスが始まる。
どきどきする暇もなく、「8位、**中学の**」と最初に息子の名前が読み上げられた。
ギリギリセーフ!
ファイナリストの8人に8番で滑り込み。
とりあえず、出場権を得られれば、まだ明日の決勝戦で入賞の6位までに入るチャンスは残されている。よかった~。
私が観客席で「決勝進出はダメそう・・・」とハラハラ結果待ちをしていたのと対照的に、選手スタンドで息子は「驚いた。もっと上位に入ったかと思っていた。」そうで。
本人は良い走りをした手ごたえを感じていた様子。
それもそのはず。
今までの自己記録を1秒更新した走りだったのだ。
記録を1秒更新しても8番。
やっぱりディストリクトの戦いは厳しい。
なんとか6位までに入って、有終の美のメダルを手にできるか、いよいよ決戦は明日。
本日のピンズは、USAオリンピック・チームの、メダルをデザインしたピン。
<追記>
8位で予選通過と書いたが、実際は7位で予選通過だった。
レースの2着か3着か、写真判定になったらしく、正式結果は0.04秒差で息子は2着となった。
BGM「FIGHT!」by永井真理子
♪自分の可能性 試してみるのよ