

「MAKE」という雑誌がある。
内容は、日曜大工ならぬ、日曜エンジニア、日曜発明家の作品紹介とでもいえばいいのだろうか。

この雑誌に掲載された作品などを実際に展示、デモンストレーションをする「MAKER FAIRE」というイベントがこの週末オースティンで開催されたので行って来た。

テクノロジーを駆使したアイデア「MAKER」たちが、自分の作品を実演してくれるのだが、どこか「B級」な雰囲気がただよう。そのWEIRDさがオースティンにピッタリ?かも。

光と音で脳の波長を刺激する「瞑想メガネ」をお試し。後ろはワークショップで、このメガネを作っている人々。

動きの反応して電子音を発する・・・おもちゃ?音のトーンが変わって面白いのだけど「それでこれをどうしろと?」という実用化、製品化へのあと一歩のアイデアがいるところで止まっているのがミソ。
このような実演展示の数々が並び、ステージではレクチャーなども行われる。

野外会場では、「テキサスサイズ(でかい)」ドミノ倒しのような「ラットトラップ」なども。白いバスタブが部品としてつかわれているのがわかれば、どのくらい大きいか想像していただけるかと。この実演のショーの時間には人だかりがすごくて、私は人垣の後ろで何も見えなかった。。。

この「MAKE」という雑誌は、もともと何でも作っちゃおう!という趣旨の雑誌だったのが、その後クラフト部分が独立し「MAKE」「CRAFT」の2誌に分かれたのだそうだ。
ということで、今回のフェアはクラフト関連も実演される。
例えば↑は、古着がど~んと用意されている中から、好きなものを選んでミシンに待機する「クラフター」に持っていく。そうすると、クラフターはその古着を使って、持ってきた人に合わせてその場で新しいファッションにリメイクしてしまうという実演コーナー。

おかしな形の自転車や自家製電気自動車なども出展されている。
これ↑は車体にカメラがいっぱいくっつけられた車なのだけど、単なるアート?
とまあ、このようなちょっぴりWEIREDな発明家、DIY家たちの作品群が堪能できるMAKER FAIREであった。
ちなみに、今年のこのフェアは、5月にカリフォルニア・ベイエリアと、今回のオースティンでの開催だけのようだ。
そして本日のTシャツ。
このフェアで唯一大手メーカーとしてブースを構えていたと思う「GOOGLE」でいただいたGURUシャツ。
これは、このブースでユーチューブのビデオ・チャンネルを作成するか、グーグルのスケッチアップのデモかを体験した人に配られていたもの。
私はグーグル・スケッチアップを体験。

これは、グーグル内のソフト(無料で使えるのだそう)を使って、自分が描いたイメージを3D化できるというもの。
例えば、息子が書いた写真手前の戦車の図を、PCスクリーンに見えるように3Dイメージに簡単に変えてしまえるのだ。
これは、まだ実際に実物がないイメージのプレゼンなどに重宝かも!
Tシャツは夫、私、息子の3枚をいただけた。
タグの形や、生地の柔らかさなどが、よくあるTシャツと違うなあ~と思ったら、タグには「MADE IN USA」と書かれている。
最近中国製商品のリコールが相次いででいるからだろうか。
でも、本当にこのTシャツアメリカ製なの????