半年振り以上の患者さんからのご予約。

もともと、咳喘息でおみえになっていました。
あのころは、咳が何カ月も続いて、お仕事に行くことのできない日も続いていました。
5回くらいの治療でよくなってきては いましたが、音沙汰がありませんでした。

アラサーのばりばり働くかわいい女性で、ベティブーブを2周り丸くしたようなメリハリある女性的魅力ある方、なのですが、ご本人としては、スレンダーな体型に戻したいとお考えでした。

この乾燥し喉を痛める人が多い季節、ぶり返したのかな?と思いながらお待ちしていたしました。

さて、玄関で久々にお迎えしたその方は、以前よりも動きもスタイルも軽やかになっている印象。ご本人としては、そうかなあ?という程度のようで、数字的な変化はないのかもしれません。

でも、第一印象の形容詞に、「軽やか」を加えたくなる、そんな変化でした。

「遠方へ引っ越したので、これなくなっててすみません」と。

咳は、とお尋ねすると、あれからぴたり、と治りましたと、うれしそうにお答えいただき、一安心。

お仕事場を変え、住まいを変え、いまは楽しめる範囲で働いているそうです。

「ずっと何事にも一番でないとダメだと思い、
 がむしゃらにがんばって、
 それなりに実績を上げてきた。
 出も無理をし過ぎていて、
 それではだめだと教えてくれたのは、咳喘息なんですよね。
 あれが無かったら変わっていません。よかったと思います。」

ご本人のからだの変化についての東洋医学的な話をしました。
他の方に対してだともう一言説明した方が良いかな、とおもうところが、少ない言葉ですっと腑に落ちられていかれるのがよくわかります。
「あれから、健康って何かに一番興味があります。」

はまりすぎてぎちぎちな感じではなく、いきいきとうれしそうにお話ししていただき、こちらもうれしくなりました。

忙しい方が病気になると、自分を見直す時間がとれる。
焦らず、治すことにまずコミットし、治ってから いろんなものを手放していく。
そして、病気の前よりさらに元気になる。

これもひとつ、私がお手伝いしたい形です。
ああ、ほんとうによかった。

「これから先も、さらにお元気になるお手伝い、できますよ。」
というと、
「うけてみて、改めてそう思いました」
と にこやかなお返事。

ぜひ、私をつかってやってくださいな。。。お待ちしています~。

コスモス