タルト生地を均一に伸ばす裏ワザとイタリアマンマのすごい方法! | お菓子教室16年目の講師がお伝えする製菓テクニックブログ

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こちらは製菓テクニックブログに戻し、コレステロールを下げるお菓子作りは別のところへお引越しします(お引越し中)
お菓子教室主宰16年目の講師が、お菓子作りがレベルアップする知識と経験を惜しみなくお伝えします。

6月に入って初めての記事です。。。。が、何か?(うそうそ!申し訳ありません。。。)

もうタルトなんて作りたい季節感ではありませんね。あはは!
それでもタルトを作りたい!素敵な方へラブラブとっておきの裏ワザです。

慣れていない方や、これからの暑い時期には
こんなやり方もありますよ!

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こんな板をつかいます!
(これは厚さ3ミリ幅3センチです )

大工センターや東急ハンズなどの材木売り場で買えます。
だいたい100円~200円前後(材質によって異なる)

製菓用の高級品もありますので(金属製で2000円くらい)お好きなものをお使いください。


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これを2枚のオーブンシートの間に挟んで生地を伸ばせば

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打ち粉要らずで生地を伸ばせます!


伸ばしたあと少し冷やしてからの方が、オーブンシートをはがしやすいです。

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こうすれば2番生地でも硬くならずに使えますね!

問題は丸く伸ばせないってことですね。



ちなみに!



イタリアのマンマのトルタ(クロスターター)の伸ばし方は大胆でした!

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なんと!生地をタルト皿に直に載せ

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指で押しつぶして広げて行きます!

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これはクロスターターが「生地の部分を味わうお菓子」なので
多少厚かったり薄かったりしても問題ないのです。

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ジャムを塗り

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チョコチップが入ります。これが私としては見た目がかっこ悪くて嫌なんですけど
イタリア人には必須な組み合わせなのです。

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残りの生地を紐状にしたものを飾り

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切って仕上げます


クロスタータにはベーキングパウダーも入ってますからフワフワしてます。
スポンジとタルトの中間みたいな食感です。

まだ焼いている途中なので、イタリアのお婆ちゃまが焼いたものをどうぞ

photo:12



こうなる予定。

次回にでもレシピ載せますね。

話はそれましたが、フランス菓子のタルトは、そもそもは器代わりで、むしろ中身を味わうものですから
器の機能を果たすためにも、薄く均一にしたほうが良いということですね!

次回はなるべく早く書くように頑張ります!!(宣言してみる… )



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