―。最後の日に、最後の言葉。―
今更聞こえないかもしれない。
最後に残したかった言葉は、なんですか？
夜中、体がおかしいと、
警察に一人でウチのおじさんは歩いてきたそうです。
外で具合がわるくなったのかもしれない
ポリが、血圧や脈拍をはかろうとしても、
すでに、血圧も機械がはかれず
脈もまともにとれなくて、
すぐに救急の方に移したらしい。
救急車の中で意識がなくなって、
救急車の中では夜中引き受けてくれる病院を探しながら
できる限りの処置をしたそぅ
病院について、夜勤に残っていた医療チームがついた時には
既に心電図は、
真っ直ぐ横棒一本
―――――――――
―｢ピーーｯ｣―
って音が響いてたらしい
それでも少しの可能性にかけて
諦めずに最後二時間近くの心臓マッサージを
先生達は交代で頑張ってくれたらしぃけど、
二時間以上の心臓マッサージの電気ショックは体に与えられない
ショックがでかいから。
おじさんがこの世に手を降った瞬間。
意識があるうちに
身元を聞いても
何も言わなかったらしい、
嫌、色々あって
身元をあかせなかった
だから、堀越のりってか
のりちゃんの芸能活動
(最近は本人の意思でネイルサロンで成功してそっちメインですが)
にも影響がでないように、
戸籍はもぅはずしてた。
身元引き受け人が不明でうちの家族に連絡がきた。
衣類や所持品のチェックの為に呼ばれた
詳しい事を話された
正直、
あきは恨んでたんです。
今だからいえる話。
昔、ダディのダンスようの部屋があったような、悪くはなぃ一軒家に住んでた
床が特殊で、左は全面鏡ばりでレコード流す機械に部屋隅四ヶ所にウーハーやスピーカーがついてた一軒家に十何年住んでた。
手放すはめになったのも、
おじさんが関わってた。
飼い犬を手放さなくなったのも、、、
そのストレスから視力を三週間の間に1.5づつ落としたあき
いろんな事から恨んでた。
金に目がくらむと人は大切な人すら裏切れるんだろう。
他人はよく言うよ。
世の中金じゃない。って
でも、そんなんある程度稼いだやつが言えるセリフ。
じゃなきゃ綺麗事で終わる
世の中金がまわって、
なりたってる。
大事なのは金だよ。
でも、自分にとって金が一番だと思う人間は好きじゃない。
そぅは、なりたくない。
金は人を裏切らないけど
今までのその人を
裏切ったりすることはよくするよ。
ごめんね意味わからない文かも。
もう会えないと思うと、恨みや怒りは薄れた
また違った感情がでてくる。
色んな記憶が蘇る。
辛い事あった時や
大変な時には、
渦の中にいるように感じる時には
暗闇の階段降りてるように感じる時は
きっと今の感情はもてなかったと思う。
きっとこんな思いは持てるわけがないと思ってた
時間がたって、
もぅ戻らない、見えない時を見て
｢あの出来事はその為にあったんだ｣
ってようやく思えたりする事が今、チラホラある。
家が昔みたく顔合わせずに二階に上がれるような、屋根裏にいけるような、
家に居たときは、
はなっから家族らしくなぃうちの家族は
言葉すらかわさなかったり
顔をあわせればいやなめに
あわされたり、更に家族らしくなかった。色々あった。
今の家に変わってから
そりゃせまくなったよ。自分の自由の時間もへったかも。
でも、今は嫌でも毎日家族と顔を合わす
ダディとも話すようにもなった
だから、親から本当の明の過去を少しづつきけた
生い立ちを知った
産んでくれた人の事も徐々にきけてる
受け入れるまでもぅ少し時間がかかるだろうって
少しづつきいてる。
あるいみあの家を手放して、良かったのかもしれなぃ。
昔のままのいえだったら、
昔のまま変わらず、家族だけど、他人。
のままだったかもしれない
ブラスにとってみた
ただの自分勝手な思い込みかな！？
今はそれでもいいかな。
楽しかった事も
辛かった事も
おじさんとの、別れも
全部が意味あって
全部が必要だったはず
おじさんが最後に誰に何を伝えたかった、
わからない
死人に口なしだから聞けやしないし
もぅ取り戻せない時間。
思うと少し切ないな。
泣きたくもなる。
でも親達は目に涙をためてたからアキは泣かない。
色々あった分、
存在は色んな意味ででかかったんだろう。
短かな人の死は、
色んな事も教えてくれた
親が最後に子供に教えることは、
人の死だって言う。
のりも辛かったろう
これ読んでる人も、
一応私自身も(笑)
一生懸命生きてる
てか生かされてる
これでいいのかな？
こんなんでいいのかな？
って思う日はしょっちゅうあるけど
今しかないこの時を生きてこうって思う
生きる希望ってなんだろうね、、
答えなんてないかもしれないけど
いまのまま
自分のまま
毎日それを探す事なのかも
崩れたもの 消えたもの
自分から消したもの
嫌でも離れて行くもの
今まで得たもの
優しい思い出
優しい記憶が、
今、全て無くなる用に感じても、大丈夫
今までを無くしたなら
この先を作ればいい
いくらだって積み上げられる、
この先の人生はまだ残ってる。
自分でプロデュースできる
失敗してもつまづいても
カッコ悪くても、
自ら墓に身をなげて人生さえ諦めさえしなければ
なりたい自分にきっと近づく。
残したいものも形になる。
必ず。
そう信じたら信じ抜く。
必ず得るものがある
絶対に
悩んでたり、色々抱えた人にはなるべく頑張れなんて言いたくないし
アキも悩んでたり色々あるときは
言われたくないかもしれない。
本当に頑張ってる人は
頑張ってる自分に気づかない人がほとんどだと、
あきは勝手に思ってる
歳重ねる度に
現実を見るから
嫌でも見たくないものみたり
見えない物も心がみたり
その度に先が怖くなったり…
夢諦めたり
挑戦しなくなったり
どんどん妥協してったり…
でもそれじゃ絶対 後々振り返って後悔するなって
改めて思ったよ
きちんと現実をみて
夢叶える為にできることをすればいい
常に夢はめざして生きてたい。
今をそれなりに、できる範囲でいい、
やれることやって
今を生きて、ちょくちょく笑ってたい
それがきっと本当の幸せ。
それに築かせてくれた
おじさんへ
最後に、
見てみな人は皆
魂に還るから
そして忘れてった
物を取りに帰るわ
おじさんは何を取りに帰ったんだろう
どうか安らかに。。
さようなら。 ありがとう。
またいつか、来世で出会えたら…。
会えたらね。