ストイコビッチはどこへいく…浦和(1)vs(0)名古屋…第2節
ストイコビッチ就任初年。
名古屋グランパスは確かにすばらしいサッカーをしていた。
安定感はすこし出せなかったかもしれない。
でもそれは、一年目の徹底できていない部分があったからだと思う。
ところが名古屋がそこから歩んだ道は違うものだった。
ケネディや闘莉王など、圧倒的な個をもつ選手を軸にチームを作り上げた。
そしてそのチームで優勝を果たしたものの………
ケネディー・闘莉王は年齢を重ねてきてだんだん無理のできない体に。
そしていない時期も多くなった。
実際この試合では不在。。。
そしてダニルソンや玉田などピッチに立っていた選手もかつての輝きと比べると、そこまででもないのかなと。。。
というか全体としての上積みが全く見られないサッカーを90分展開した名古屋。
去年の最終節は、一番前に全く走らないFW闘莉王がいたから前からの動きがちぐはぐで名古屋は残念な結果に終わったのかなと思ってたけど……
この試合に関しては一番前でヤキモフスキーが頑張ってたんだけどね~~。
やっているサッカーに一切怖さはなし……
監督が長く勤めれば勤めるだけの深みや価値が出てくるものと思っているし、名古屋はそれを若い指揮官がやっている。
本当はそれってすごく幸せなことのはずなのに、前に持っていた方針すら思い出せず迷走するストイコビッチのサッカーを見てすご~~~~く残念な気持ちになった。。。
ストイコビッチはケネディー・闘莉王への依存という甘い淡い果実への妄執から抜け出すことができるのだろうか……
指揮官の継続から深みを見せられたのはまだまだ青い二年目の浦和だった。
得点こそ一点だったけど、名古屋に何もさせない90分間。
危なげない勝利だった。
一番の活躍を見せたのは興梠だった。
浦和も決して最初からいいサッカーができていたわけではなく、いまいち啓太・阿部のピリッとしない前半を過ごしていた。
そんな中でも真ん中でボールを受けてきちっとボールをつなげ、時に最終ラインと勝負し、時に名古屋のブロックの間に顔をだしボールを引き出した興梠の動きは見事だった。
鹿島では大迫やダヴィがゴールを決めてるみたいで、興梠はまだないけど、彼らに負けない大きな活躍をしていると思うよ。
そして啓太・阿部が暖まった後半、一気に試合を決める。
啓太が縦の興梠に当てて興梠は左から切り込むように走りこんでくる宇賀神の前へボールを転がす。
宇賀神は楢崎が予想した左足ではなく右足で巻いたショットでネットを揺らして先制!!
前半に梅﨑が縦に仕掛けたシーンもあったし、待っててチャンスを作るだけの昨年のWBから、ちょっと引いた位置からの飛び出しで中へ切り込むより怖さを持ったWBへのシステムの成長も見られた素晴らしいゴールシーンだった。
守っては今季初完封。
それも体を張って守備陣が頑張った試合というよりは、浦和が終始主導権を握って、特に得点後は名古屋に何もさせず、なにも起こされる気配もなく試合を終わらせられたという点でチームの大きな成長を感じた一戦になった。
みんながみんな、名古屋みたいなひどいサッカーをしてくるわけじゃないし、ACLで何もできず負けているのがついちょっと前の浦和だから、こんなもので満足しちゃいけないけど、チームがいい方向に一歩一歩進んでいるのは大いに喜びたい。
さて次はACL。
そして難敵大分。
息をつく暇もないけど…
シーズン開幕となった広州との試合、Jリーグ開幕の広島戦、ホーム開幕の名古屋戦、、、
ここでターンオーバーは厳しいけど、冬の層を厚くする補強が真価を発揮するところ。
マルシオがターンオーバー係りになってるっぽいのがちょっと悲しいけど(><)
でも那須だって引退する直前の内館みたいな仕事をしに浦和に来たわけじゃないはずだし、だれがどういう使われ方をしていくのかも楽しみなところ。
いいサッカーを続けて、ACLはGLは突破してもらいたい。
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名古屋グランパスは確かにすばらしいサッカーをしていた。
安定感はすこし出せなかったかもしれない。
でもそれは、一年目の徹底できていない部分があったからだと思う。
ところが名古屋がそこから歩んだ道は違うものだった。
ケネディや闘莉王など、圧倒的な個をもつ選手を軸にチームを作り上げた。
そしてそのチームで優勝を果たしたものの………
ケネディー・闘莉王は年齢を重ねてきてだんだん無理のできない体に。
そしていない時期も多くなった。
実際この試合では不在。。。
そしてダニルソンや玉田などピッチに立っていた選手もかつての輝きと比べると、そこまででもないのかなと。。。
というか全体としての上積みが全く見られないサッカーを90分展開した名古屋。
去年の最終節は、一番前に全く走らないFW闘莉王がいたから前からの動きがちぐはぐで名古屋は残念な結果に終わったのかなと思ってたけど……
この試合に関しては一番前でヤキモフスキーが頑張ってたんだけどね~~。
やっているサッカーに一切怖さはなし……
監督が長く勤めれば勤めるだけの深みや価値が出てくるものと思っているし、名古屋はそれを若い指揮官がやっている。
本当はそれってすごく幸せなことのはずなのに、前に持っていた方針すら思い出せず迷走するストイコビッチのサッカーを見てすご~~~~く残念な気持ちになった。。。
ストイコビッチはケネディー・闘莉王への依存という甘い淡い果実への妄執から抜け出すことができるのだろうか……
指揮官の継続から深みを見せられたのはまだまだ青い二年目の浦和だった。
得点こそ一点だったけど、名古屋に何もさせない90分間。
危なげない勝利だった。
一番の活躍を見せたのは興梠だった。
浦和も決して最初からいいサッカーができていたわけではなく、いまいち啓太・阿部のピリッとしない前半を過ごしていた。
そんな中でも真ん中でボールを受けてきちっとボールをつなげ、時に最終ラインと勝負し、時に名古屋のブロックの間に顔をだしボールを引き出した興梠の動きは見事だった。
鹿島では大迫やダヴィがゴールを決めてるみたいで、興梠はまだないけど、彼らに負けない大きな活躍をしていると思うよ。
そして啓太・阿部が暖まった後半、一気に試合を決める。
啓太が縦の興梠に当てて興梠は左から切り込むように走りこんでくる宇賀神の前へボールを転がす。
宇賀神は楢崎が予想した左足ではなく右足で巻いたショットでネットを揺らして先制!!
前半に梅﨑が縦に仕掛けたシーンもあったし、待っててチャンスを作るだけの昨年のWBから、ちょっと引いた位置からの飛び出しで中へ切り込むより怖さを持ったWBへのシステムの成長も見られた素晴らしいゴールシーンだった。
守っては今季初完封。
それも体を張って守備陣が頑張った試合というよりは、浦和が終始主導権を握って、特に得点後は名古屋に何もさせず、なにも起こされる気配もなく試合を終わらせられたという点でチームの大きな成長を感じた一戦になった。
みんながみんな、名古屋みたいなひどいサッカーをしてくるわけじゃないし、ACLで何もできず負けているのがついちょっと前の浦和だから、こんなもので満足しちゃいけないけど、チームがいい方向に一歩一歩進んでいるのは大いに喜びたい。
さて次はACL。
そして難敵大分。
息をつく暇もないけど…
シーズン開幕となった広州との試合、Jリーグ開幕の広島戦、ホーム開幕の名古屋戦、、、
ここでターンオーバーは厳しいけど、冬の層を厚くする補強が真価を発揮するところ。
マルシオがターンオーバー係りになってるっぽいのがちょっと悲しいけど(><)
でも那須だって引退する直前の内館みたいな仕事をしに浦和に来たわけじゃないはずだし、だれがどういう使われ方をしていくのかも楽しみなところ。
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