12.野田紘史に期待すること2013 | FORZA 浦和レッズ

12.野田紘史に期待すること2013

2011シーズンほど、安定していたわけではない。
2012年の野田は左WBと共に左のストッパーとしての起用もあった。
槙野不在時の左のストッパーのポジションが二番手だったのに対し、左WBは梅崎•宇賀神に続いて三番手。
槙野のお休みが少なかったこともあって左WBでの出場の方が多かったけれど、新しいポジションを覚えることにシーズンの序盤は費やされた一年だったと思う。
それも試合に出て、試合をこなしていく中で覚えるのならともかく、試合にはほとんど出ず、練習試合でも左WBでの起用が多く、練習だけで覚えなければならない、もともと岡山でFWをやってたような野田に取ってはけっこう苦労することも多かったんじゃないだろうか。

で、その中でのナビスコ磐田戦。
最後にプレゼントパスをして負ける。
最後に涙を流してたのも、それだけ本気で最終ラインのプレーも覚えようとしたあらわれだったんじゃないかなと思う。

ミシャがこのポジションで一番期待してるのが野田だと思う。
槙野は右利きだし、新しく取った那須も右利き。
槙野がやっているように右利きでダメなポジションではないけど、反対サイドも坪井•阿部•森脇と任せられる選手がみんな右利きで、左の選手は当然ほしい。
さらにミシャがここのポジションに求めている攻撃力は槙野に負けないものを野田は持ってるし、高い跳躍力があるから2メートル級の選手とでなければじゅうぶん渡り合える。

あとは守備さえものにしてしまえば、この最終ラインで大きな仕事をできる可能性を持つ選手であることを証明したし、このオフで頑張ってものにしてほしいなと思う。
後ろの動きも覚えれば、最終ラインでスタメンが掴めなくてもおのずとWBでの起用も増えていくのではないだろうか。
梅崎•宇賀神•関口と決して守備に長けた選手ではない浦和の左WB。
野田は加藤からのキックを唯一収められる選手であることも証明した。
後半押し込まれたところではこの力は大きいし、さらにディフェンシブな特長を持てば、もっと長い時間での起用も増える。

槙野からスタメンを取るくらいのプレーをした時に、野田にも浦和にも新しい可能性が出てくる。

チャントがもっともっと出てくる、そんなシーズンにしてほしい。
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