夏のはじめのことでした | Yatsugatake~妖精の森から

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八ヶ岳南麓の小さなログハウスに住むセラピストのブログ

時節柄、かぼちゃのお菓子をよくみかけます。

写真は、金精軒のどらやき。

かぼちゃの他に、お芋や栗。

木々の葉が色づく季節は、

そんなスィーツとホットコーヒーの組み合わせが多くなっています音譜

 

まだ、

葉っぱたちが、青々と茂っていた夏の日のこと・・・

ログハウスサロンでは恒例の『コーヒーセミナー』がありましたコーヒー

 

 毎回テーマを変えて、

コーヒーに関する色々なことを、体感していただいているセミナー。

今回のテーマは、

焙煎』でした。

 

カップに注がれた「琥珀色の液体」としてのコーヒー。
ではなく、
花が咲き、コーヒーチェリーと呼ばれる赤い実をつけ、
実のなかにある「」の段階から話はスタート。

赤い実の中身は、どうなっているの?
 

説明だけでなく、実際のコーヒーチェリーを割って、

中身の種を取り出してみたり。

 

コーヒーの「実」から取り出された「種」は、
グリーンコーヒーと呼ばれるの状態のコーヒー豆です。

これに火を入れる=「焙煎(ロースト)」することで、
コーヒーは独特の風味が生み出されます。


浅くローストしたもの(浅炒り)から、深くロースト(深炒り)したものまで。

同じ豆でも、
色や香り、風味がまったく異なります。

 

浅炒りの「シナモンロースト」から、深炒りの「フレンチロースト」まで、

焙煎度合いによる味の違いを、嗅覚と味覚を使って体感していただきましたよ。

どの焙煎の段階で「酸味」や「苦味」が加わってくるのか?

 

「シナモンローストは、紅茶みたい!」

「ミディアムローストは、甘みを感じます」

「フルシティーになると苦味が出てきますね」

 

実際に飲み比べてみることで、

「同じ豆なのに、焙煎度合いでこんなにも味は変わるんですね~!」

みなさん、驚きの声、声

 

 焙煎していく過程で、

豆のなかが科学的にどのように変化しているのか?

を説明して頂いたり、

顕微鏡で覗いたコーヒー豆の図も見せて頂きましたよサーチ

 

焙煎することで「多孔質」になるコーヒー豆。

その「孔」のなかに詰まっているアロマオイル。

豆を挽く(粉にする)ことで、この香り成分がでてくるのですが、

組織構造を図で見てみると、いつも飲んでいるコーヒーが

なんだか別の物のようで面白いドキドキ

 

さてさて、

浅炒り~中炒り~深炒り。

と、飲み比べて自分の好みの焙煎度合いが分かったところで、

実際に、コーヒー豆の「焙煎体験」もしていただきました。

 

 ふた付きの手網に、

生の状態のコーヒー豆をいれて、火にかけますメラメラ

 

生の豆から水分が抜けていく段階で、

聞こえてくるハゼ音(豆のはぜる音)に気をつけながら。

 

初めての体験に緊張気味の方も、

「楽しかったです!」

「自分で焼いた豆が、とってもかわいく感じます」と仰っていましたラブラブ

 

「コーヒーって奥が深いんですね~」

と、毎回参加してくださる方より感想をいただくコーヒーセミナーですが、

この秋の開催が決まりましたビックリマーク

 

コーヒーセミナーin八ヶ岳

日時は、11月11日(土)13:00~です。

 

詳細は改めてお知らせいたしますが、

夏の回とはまた異なる内容となります。

お楽しみにニコニコ