救いの手 | チェリーのドラマティック☆ダイアリー by Ameba

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何かあった時、



「どうしたの?」「大丈夫?」


この1言をかけてあげられる人って凄いと思う。



このたった1言で、救われることがたくさんある。



話してるうちに解決することもあるし、


笑い話に変わることもあるし、


深刻な問題でも、人に話して、みんなで一緒に考えるってことをするだけで、どれほど救われるだろう。


励ましてもらうだけで、どれほど心が軽くなるだろう。




今、話題になっている「いじめ問題」


つらくても、周りや大人に話さないで、我慢してただ耐えてる子も、世の中にはいっぱいいるだろう



私は、いじめとはちょっと違うけど、


高校時代の柔道部で、

同い年は誰もいなくて、先輩だけ3人いて、


毎日何かと理由をつけては、殴られ蹴られだったけど(ピンクの下着をつけているだけで「ピンクなんて着てんじゃねーと殴られ、男子柔道部の人に「テーピングどこ?」と聞かれ答えただけで、「男子と喋るな!」と髪をつかまれ壁に叩きつけられたり)


当時はそれが、当たり前だと思っていたから、

ものすごくつらくて大変だったけど、誰に話すこともなく、ただ頑張るしかなく、耐えて、なんとかギリギリ踏ん張っていた。



「明日1日だけ、もう1日だけ頑張ろう・・・」と毎日思っていた。

それを繰り返して、毎日過ごしていた。



今、思えば、誰かに相談とかしてたらよかったな、と思います。


当たり前と思っていたけど、当たり前なんかじゃないことがいっぱいあった。


麻痺してたから、分からなかったけど・・・。




今は、根気よく話を聞いてくれる人も、気にかけてくれる人も、元気をくれる人もいて、

私の人生は人に助けられているキラキラアップ





高校時代、過酷な練習中、フラフラになりながらフト

「私、30歳の時、何してるんだろう?30歳まで生きているのかな?」


と、ぼんやり思っていたことがあります。



あの頃の私に教えてあげたい。


30歳から、プロレスを始めて、私は今すごく幸せだってことを


たくさんの楽しい仲間たちに囲まれて、すごく楽しいってことをアップ




そして、今思う。


「どうしたの?」とか「大丈夫?」って当たり前に声をかけれる人間になりたいな、と。



そして、若い人達にこそ、もっとプロレスを見て欲しい。


リングの上で、全力で戦い、泣いて、喚いてる姿を見て欲しい。



思春期の頃の方が、泣いてる姿や、自分のダメな姿を人に見せるのは恥ずかしいと思っていたけど、


そうじゃない。


ありのまま、全力で戦い、苦しんで、泣いて、かっこわるいな、と思う姿でも、一生懸命だったら、恥じることなんてない。



分かってくれる人や、助けようとしてくれる人はきっといる。



恥ずかしくなんてないから、かっこ悪いなんて悩まなくていいから、勇気を出して誰かに相談してみて欲しい。



それで救われることは、いっぱいあるから!!