シリーズものをほったらかして、おもいついた記事を書いている遠藤でございます。こんにちは。
「これから○○のシリーズを書きます」などと宣言をすると一気にブログが義務化・仕事化してしまい、書く気が失せるのです。
そんなわけで、今回のテーマは「塾の認知科学」についてです。
※シリーズのつづきはいつか必ず書きます。
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塾を認知してもらう方法は大きく3通りにわかれる。
1.広告
2.店頭
3.口コミ
の3つである。
たとえば、CMを見たりチラシを見たり、ホームページやポータルサイトでその塾を知ればそれは「広告」による認知である。
次に、通学路などでその塾の看板などで知った場合は「店頭」での認知である。
最後に、友達や知り合いからその塾のことを直接聞いたりSNSで知らされれば「口コミ」での認知となる。
さて、勘の良い方ならお気づきかもしれないが、それぞれに複数の「タッチポイント」があるのだ。
広告には、CM、チラシ、ポータルサイト、PPC(つまりホームページ)、DM、各種SNS、駅看板などがある。
店頭でさえ、看板だけでなく、ラックに入れたパンフレットや、窓に貼り出したキャンペーン情報など、多様である。
口コミも、単純な会話だけではなく、ネットでの共有による新しい口コミの影響が大きくなっている。
見込み客を動かすには「タッチポイント」をできるだけ増やし、またその接触頻度を増やす必要がある。
某超大手のポータルサイト(ちなみに塾ナビではない。異業種である。)のデータ解析によって、それは証明されているのだ。
そのサイトの目立つ場所にバナー広告を載せた場合、クリック数が最大化するのは3~4ヶ月後なのである。
それがどれほどの大きな媒体であれ、人の認知を高め、行動に移させるためには、それくらいの時間がかかるというわけだ。
人が認知し、行動するには最低3回以上の接触が必要だとも言われている。
時間を短縮させるためには「メディアミックス」によるタッチポイントの増加を図る以外には手がない。
塾の店頭に立ち止まらせ、紹介キャンペーンなどで口コミを促し、チラシやネットを組み合わせて「タッチポイント」を短時間で最大化しよう。
ゆっくりとやれば、ゆっくりと覚えられ、すぐに忘れ去られてしまう。
悲しいことではあるが、塾を取り巻く環境は年々厳しさを増しているのである。
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