大分トリニータは1999年のJ2発足時から参加する、J2オリジナル10のひとつ。
J2初年度から好成績を残し、1999年と2000年は3位、2001年は6位となったが、2002年にJ2優勝を果たしJ1昇格。
しかし、J1では思うように上位には食い込めなかったが、2008年にはJ1で4位、ナビスコ杯では優勝を果たす。
しかし翌2009年17位でJ2へ降格。
2010年は15位、2011年は12位と、J2でも結果を残せないでいたが、2012年6位でこの年から始まったJ1昇格プレーオフに進出。
順位が上のチームにアドバンテージがある中、優勝を果たし4年ぶりのJ1復帰。
しかし、2013年シーズンわずか2勝(ホームでは0勝)で最下位となりJ2降格。
2014年は1年でJ1復帰を目標に掲げたものの、7位でJ1昇格プレーオフに進めず。

そして2015年。
開幕戦で、讃岐に完封負けを喫すると第5節に岐阜に勝利するまで開幕戦勝ちなしのスタートとなる。
その後、第9節長崎に勝利するものの、第23節東京ヴェルディに勝利するまで13試合勝利なしとなる。
この間、第13節から第22節まで最下位となる。
第24節で長崎に勝利し今シーズン初の連勝で順位を上げ、降格圏を脱出できるかに見えたが、他のチーム(岐阜・水戸)も勝利し、連敗が続いた栃木・京都を含め、大混戦となります。
第25節徳島に敗戦すると再び最下位に。しかし第25節群馬に勝利し最下位脱出。
その後第30節から第32節まで最下位。
第32節と第33節で連勝したことにより最下位脱出し、ここまで最下位になっていなかった栃木が最下位になる。
第38節札幌に勝利し、最下位との勝点差が今年最大の5となる。
第41節大宮との試合では、J2優勝まじかで足踏みをする大宮の前に後半開始早々2点をリードするも、残り20分で3点取られて、逆転負け。勝利した大宮はJ2優勝を決め、J1自動昇格となる。栃木は、得失点差から事実上のJ3降格が決定する。大分は事実上の21位が決定する。
そして、最終節、3位福岡と勝点で並ぶ2位磐田との対戦。後半先制されるも途中出場のパウリーニョがミドルを決めて追いつくが、直後に決勝点を決められてしまう。勝利した磐田はJ1自動昇格となる。


こう見ると、シーズン中盤から盛り返してきてはいるものの、後半に失点して、同点になったり、負けたりしていた印象です。

そんな大分に対し、J2・J3入れ替え戦では、ホームで終始町田ペース。
アウェーでも、攻め込まれはしたものの、耐えて勝利。

2016年、J2の戦い方ができれば、残留できるはず。
同期の松本はJ1に昇格できた(1年でJ2降格だけど)、長崎はJ1昇格プレーオフに出てるし、讃岐も1年目以上の成績を残したし、金沢は一瞬でも首位にたったりと、JFLから昇格したチームは着実に力をつけています。

俺たちだって、できるはず。