Jリーグ・ディビジョン2も残すところ、4試合となりました。

現在最下位のFC町田ゼルビアですが、ここから逆転で残留できるのでしょうか?

Jリーグの公式ホームページで過去の結果を見たところ、残り4試合の中で逆転があったのが2002年以降で2回ありました。

 

1回目は2002年
12チーム、各4試合の総当たり、合計44試合。
1~4、6、13、20~23、37~42節で最下位の山形と、14、24~36節で最下位の横浜FCとの争い。
42節、福岡に勝利した山形に対し、湘南に敗れた横浜FC。
43節の直接対決は2-2のドロー。
44節の最終節、甲府に勝利した横浜FCだが、山形がセレッソ大阪と引き分けたため、勝点で並ぶも得失点差で山形11位、横浜FC12位となった。

2回目は2007年
13チーム、各4試合の総当たり、合計48試合。
5~36節、38~50節で最下位の水戸と、37節で最下位の徳島の争い。
43節、残り8試合の時点で、12位徳島と13位水戸には勝ち点8の差がありました。
43節~50節まで7連敗の徳島に対し、水戸は2勝1分4敗。残り2試合で勝ち点1の差に縮まります。45節の直接対決でも水戸が勝利しています。
51節、水戸はセレッソ大阪に勝利し、草津と引き分けた水戸に代わって最下位脱出。
52節の最終節、引き分けでも再逆転の可能性のあった徳島だが、両チームとも敗戦で、水戸12位、徳島13位となった。

順位の逆転は残り7試合時点だが、三つ巴の2009年。
18チーム、各3試合の総当たり、合計51試合。
6,7,8,11~31,39,41~45節で最下位の横浜FC。
5,32~38,40節で最下位の栃木。
10,21~23,27,46~51節で最下位の岡山。
40節終了時16位岡山(35)、17位横浜FC(30)、18位栃木(29)であった。
41節以降の成績は、
岡山:0勝1分10敗、勝ち点+1
横浜FC:4勝2分5敗、勝ち点+14
栃木:2勝2分7敗、勝ち点+8
最終順位は、16位横浜FC、17位栃木、18位岡山となった。

ここで、ゼルビアが残留できる可能性の統計を見つけました。
最下位争いを複数チームでしている年、最下位の期間が長いチームが最終的に最下位ではなくなっています。
岐阜10節、鳥取2節、富山4節、町田16節。

それ以外の年は特定のチームが最下位を独走。
2003年 鳥栖 20~44節
2004年 札幌 9~44節
2005年 草津 2~44節
2006年 徳島 26~52節
2008年 徳島 27~45節
2010年 北九 18~38節
2011年 岐阜 7試合目~38試合目 

最後にJFL、長崎のニュース。
10月22日にJリーグ現地ヒアリング、23日にJリーグチェアマンヒアリングが行われるそうです。