J2のクラブをいろいろ調べていて、ふと気になることが出てきた。
それは、クラブライセンス制度における基準のA等級に、「トレーニング施設(常時使用できるピッチ、屋内施設、クラブハウス、メディカルルーム)」というのがある。
ファジアーノ岡山のホームタウン岡山市は、練習場の優先利用は認めているが、優遇には難色を示している。
そこで岡山市は浄化センター(下水処理場)内の当面利用予定のない施設拡張用地(約4ha)に、クラブハウス、天然芝2面、人工芝1面の専用グラウンドの建設を始めている。

FC町田ゼルビアはどうなんだろう?
実質小野路公園グラウンドがこれにあたるのだろうけど、ゼルビアのホームページには練習場での記載はない。
練習のスケジュールで場所が小野路公園グラウンドとなってるだけ。
Jリーグの公式ホームページには練習場は小野路公園となっている。
最新の人工芝のグラウンドだそうだが、体への負担はどうなんでしょう?

小野路公園グラウンドは町田市が朝日生命から2004年に購入した施設で、サッカー(ラグビー)グラウンドのほか野球場とクラブハウスがある。
そのため、もちろん町田市の施設である。
町田市はゼルビアに対し、優先利用を認めているようです。
事実、町田市のスポーツ施設の予約システムでは、平日午前中の予約は不可になっている。

最近ゼルビアの練習量が他のチームより少ないんじゃないかと思ってきたんですが、練習場が確保できなければ練習もできないんですね。

町田市内は、ほとんど開発され、グラウンドを作れるような土地がほとんどないのが現状。
そこで、Google Mapで町田市を見ていると、ありましたよ。

廃校になった小学校5校と中学校1校。
小学校の体育館とグラウンドは解放されているようですが、中学校は利用されていないみたい。
この中学校は本町田中学校。木曽山崎住宅の北側に位置します。
なおかつ、隣の本町田西小学校も廃校になっています。
とりあえずグラウンドを天然芝にして、校舎の一部をクラブハウス。体育館は室内練習場。

町田市内の小中学校は数校しか芝生化されていないのに、廃校を先に芝生化するのかって怒られそうなので、スポンサーさん、お金出してください。お願いします。