突然ですが思い出話を少々。
4年前の誕生日。
私は1年限定で実家暮らしをしていました。
今の旦那とは遠距離3年目に突入しており。
これまでは会いに来てくれていたのですが、
さすがに実家に来ることは無理なので(笑)。
ちょうど土日だったし、私が行こうかとも思ったのだけど。
せっかく実家にいるのに、
誕生日に彼氏のとこに行くってのも
両親に悪いかなぁとか思い、
家で過ごすことにしました。
その日の朝、彼からプレゼントが届きました。
母も、それは彼からの誕生日プレゼントだと分かり、
私よりテンションが高い(笑)
何だったのかしきりに聞いてくるし。
ま、それでお礼の電話などもしましたが、
その日はひからびるぐらい暇で、
やっぱり彼のところに行けばよかったと
何度も何度も思いました。
暇すぎて、ケーキでも作ろうかなぁなんて思ったり。
そんな発言をすると、母は、あっそう勝手にどうぞという感じ。
でも材料買いに行くのも面倒(笑)
外食の提案をしてみるも、『ええ、いいよそんなん』と母。
ああ、暇すぎる。
夕方頃、買い物に行く様子も全くない母に、『ところで今日はケーキとかないの?』と聞いてみました。
すると『世の中そんなに甘くないよ』との返事。
そうかぁ。やっぱりないのかぁ。
でも考えたら、そこまで甘ったれたことを言ったわけでもないと思ったので、
私の発言は常識の範囲内だと主張するため、
『でもさぁ。世間一般には、誕生日ってケーキ食べるやん?』と言うと。
顔色を変えて慌てて出て行く母。
ケーキを買いに。
母は、
*もうすぐ私の誕生日だという認識は前々からあった。
*私の誕生日は6月29日だということは分かっていた。
*届いた彼からの荷物は誕生日プレゼントだとすぐに分かった。
この条件がそろってもなお、この日が私の誕生日だと思っていなかったらしい。
ちなみに、ケーキを買いに出て行った母と入れ違いに帰宅した父。
どこへ行ったか聞かれ、ケーキを買いに行ったとだけ答えました。
さて、無事に帰宅した母と父。
母『今日何の日か知っとる?』
父『誕生日やろ』
母『誰の?』
父『○○ちゃん(私のこと)』
母『すごい!知っとったん??』
父『僕はあんたがケーキ買いに行ったって聞いてすぐ分かったよ(得意げに)』
という悲しい会話を繰り広げてくれました。
ま、うちなんてこんなもんだと分かってはいたのだけどね。
さて、時は流れ、昨年。
里帰りでまたまた誕生日を実家で過ごすことに。
その頃かなり真剣に体重管理に取り組んでいた私は、
ケーキなんてもってのほか!!
それでも誕生日にはちょっと贅沢したいと思い、
水切りヨーグルトでチーズケーキ風の物を作ってみることにしました。
それを前々からかなり宣言してました。
(だから置いてあるヨーグルトは食べないでくれ、のアピールだったり、
一応誕生日だよという宣伝だったり、
水切りヨーグルトのケーキだったらまぁいいよねという正当化のためだったり。)
さて、誕生日当日。
もちろん私はケーキを作ったのですが、
普通に普通のケーキを買ってくる母。
いやいや、つっこみどころ満載。
あんなに作るって言ったやん?
こんなに努力して体重管理しとるやん?
まぁ買って来てくれたのは仕方なくも嬉しいので、
食べましたが(笑)
それより何より、よく誕生日を覚えてたなと思い、
それを伝えると。
『当たり前やん。私が○○ちゃんの誕生日を忘れたことがある!?』と。
めっちゃありますやん!!
そこで上記の出来事をかいつまんで説明したものの、
全く通じない(笑)
まぁいいや。
確かに一人暮らしの時は大体誕生祝いの手紙をくれてたしな。
ちなみに父は私の誕生日なんてうろ覚え(6月ってことは知ってるかなー?っていうレベル!!)
多分年は知らない。
そんな両親なのですが、
今年はSkypeごしにHAPPY BIRTHDAYを歌ってくれました。
ちゃんとアメリカ時間にあわせて。
アメリカに行った娘が心配なのか。
いずれにせよ、親ってのはありがたいもんです。
***
ちなみに子どもの頃は、誕生日を親に祝ってもらうのは当たり前の行為だと思ってましたが、
年をとるにつれ、誕生日って、お母さんが子どもを産んだ記念日なんだよなってことに気がつき、
むしろお母さんを祝うべき日なのでは、と思うようになりました。
(だからって母を祝ったことはないよ!(笑))
だってなんか、産まれることより産むことの方がすごそうな気がして。
結婚記念日なんかより出産記念日のが大事やん、みたいな。
それを、自分は脇役で、子どもを主役に祝ってあげるって、
母ってすごいなぁなんて思い、
そんなことを友人に口にしたことがありました。
すると、友人は『きっと産まれてくれてありがとうってことなんだよー』って言ってましたが、
それでもなお、いやいやー、私なら自分が祝ってほしいわーなんて思ってて(笑)
でも娘を産んだ今なら分かる。
さっちゃんの誕生日も全力でお祝いすると思うし、
泣きながら産まれてくれてありがとうって言うと思う(笑)
私にこんなに母性があるとは思わなかったー。
iPhoneからの投稿
4年前の誕生日。
私は1年限定で実家暮らしをしていました。
今の旦那とは遠距離3年目に突入しており。
これまでは会いに来てくれていたのですが、
さすがに実家に来ることは無理なので(笑)。
ちょうど土日だったし、私が行こうかとも思ったのだけど。
せっかく実家にいるのに、
誕生日に彼氏のとこに行くってのも
両親に悪いかなぁとか思い、
家で過ごすことにしました。
その日の朝、彼からプレゼントが届きました。
母も、それは彼からの誕生日プレゼントだと分かり、
私よりテンションが高い(笑)
何だったのかしきりに聞いてくるし。
ま、それでお礼の電話などもしましたが、
その日はひからびるぐらい暇で、
やっぱり彼のところに行けばよかったと
何度も何度も思いました。
暇すぎて、ケーキでも作ろうかなぁなんて思ったり。
そんな発言をすると、母は、あっそう勝手にどうぞという感じ。
でも材料買いに行くのも面倒(笑)
外食の提案をしてみるも、『ええ、いいよそんなん』と母。
ああ、暇すぎる。
夕方頃、買い物に行く様子も全くない母に、『ところで今日はケーキとかないの?』と聞いてみました。
すると『世の中そんなに甘くないよ』との返事。
そうかぁ。やっぱりないのかぁ。
でも考えたら、そこまで甘ったれたことを言ったわけでもないと思ったので、
私の発言は常識の範囲内だと主張するため、
『でもさぁ。世間一般には、誕生日ってケーキ食べるやん?』と言うと。
顔色を変えて慌てて出て行く母。
ケーキを買いに。
母は、
*もうすぐ私の誕生日だという認識は前々からあった。
*私の誕生日は6月29日だということは分かっていた。
*届いた彼からの荷物は誕生日プレゼントだとすぐに分かった。
この条件がそろってもなお、この日が私の誕生日だと思っていなかったらしい。
ちなみに、ケーキを買いに出て行った母と入れ違いに帰宅した父。
どこへ行ったか聞かれ、ケーキを買いに行ったとだけ答えました。
さて、無事に帰宅した母と父。
母『今日何の日か知っとる?』
父『誕生日やろ』
母『誰の?』
父『○○ちゃん(私のこと)』
母『すごい!知っとったん??』
父『僕はあんたがケーキ買いに行ったって聞いてすぐ分かったよ(得意げに)』
という悲しい会話を繰り広げてくれました。
ま、うちなんてこんなもんだと分かってはいたのだけどね。
さて、時は流れ、昨年。
里帰りでまたまた誕生日を実家で過ごすことに。
その頃かなり真剣に体重管理に取り組んでいた私は、
ケーキなんてもってのほか!!
それでも誕生日にはちょっと贅沢したいと思い、
水切りヨーグルトでチーズケーキ風の物を作ってみることにしました。
それを前々からかなり宣言してました。
(だから置いてあるヨーグルトは食べないでくれ、のアピールだったり、
一応誕生日だよという宣伝だったり、
水切りヨーグルトのケーキだったらまぁいいよねという正当化のためだったり。)
さて、誕生日当日。
もちろん私はケーキを作ったのですが、
普通に普通のケーキを買ってくる母。
いやいや、つっこみどころ満載。
あんなに作るって言ったやん?
こんなに努力して体重管理しとるやん?
まぁ買って来てくれたのは仕方なくも嬉しいので、
食べましたが(笑)
それより何より、よく誕生日を覚えてたなと思い、
それを伝えると。
『当たり前やん。私が○○ちゃんの誕生日を忘れたことがある!?』と。
めっちゃありますやん!!
そこで上記の出来事をかいつまんで説明したものの、
全く通じない(笑)
まぁいいや。
確かに一人暮らしの時は大体誕生祝いの手紙をくれてたしな。
ちなみに父は私の誕生日なんてうろ覚え(6月ってことは知ってるかなー?っていうレベル!!)
多分年は知らない。
そんな両親なのですが、
今年はSkypeごしにHAPPY BIRTHDAYを歌ってくれました。
ちゃんとアメリカ時間にあわせて。
アメリカに行った娘が心配なのか。
いずれにせよ、親ってのはありがたいもんです。
***
ちなみに子どもの頃は、誕生日を親に祝ってもらうのは当たり前の行為だと思ってましたが、
年をとるにつれ、誕生日って、お母さんが子どもを産んだ記念日なんだよなってことに気がつき、
むしろお母さんを祝うべき日なのでは、と思うようになりました。
(だからって母を祝ったことはないよ!(笑))
だってなんか、産まれることより産むことの方がすごそうな気がして。
結婚記念日なんかより出産記念日のが大事やん、みたいな。
それを、自分は脇役で、子どもを主役に祝ってあげるって、
母ってすごいなぁなんて思い、
そんなことを友人に口にしたことがありました。
すると、友人は『きっと産まれてくれてありがとうってことなんだよー』って言ってましたが、
それでもなお、いやいやー、私なら自分が祝ってほしいわーなんて思ってて(笑)
でも娘を産んだ今なら分かる。
さっちゃんの誕生日も全力でお祝いすると思うし、
泣きながら産まれてくれてありがとうって言うと思う(笑)
私にこんなに母性があるとは思わなかったー。
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