外側型野球肘!肘の離断性骨軟骨!その治療法とは? | 札幌 首・肩・肘・手首・腰・股関節・膝・足首・足底の痛み、スポーツ障害・スポーツ外傷|株式会社けいろん|

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札幌で鍼灸マッサージ整骨院、リラクゼーションルームを3店舗展開してる『株式会社けいろん』です。

スポーツで起きる、首・肩・肘・手首・腰・股関節・膝・足首の痛み等、様々なスポーツ障害、スポーツ外傷のセルフケアや、治療法、予防法をご紹介します。

ボールを投げた時に肘が痛い!

肘の外側の骨の部分を押すと痛む!

肘を外側にひねると痛い!

それは野球肘(外側型)かもしれません。

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外側型野球肘とは?

投球動作の多い野球少年に多い疾患で

投球動作の外反ストレスによって

腕橈関節といわれる

肘の関節の外側に圧迫力が働き

関節面に捻じれの力も加わり、

そのストレスの繰り返しによって

上腕骨小頭と言われる部分に障害が出ます。

離断性骨軟骨炎とも呼ばれています。

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どのような検査をすればわかりますか?

投球時の痛み、可動域制限、

上腕骨小頭(肘関節外側部)に

圧痛がある場合は

外側型野球肘を疑います。

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症状が悪化すると、肘のひっかかり感や

ロッキングする(ある角度で肘が動かなくなる)

ことがあります。

初期の状態ではレントゲン上で

上腕骨小頭部の影が薄くなった状態(透亮像)

で写り、段階的に進行すると

分離像(小頭部が剥がれている状態)や

遊離像(小頭部が剥がれ転位した状態)に写ります。

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どのような治療法がありますか?

骨や軟骨に炎症があるときは投球などを禁止し

局所の安静を図ります。

場合によっては数週間肘の固定を行います。



筋や靭帯などに障害があれば

マッサージやストレッチなどで

筋緊張を緩和し、肘にかかる負担を軽減します。

また、投球フォームや

ボールの握り方に問題がないか

動作評価も重要です。

投球動作と全身を評価しながら

全身の(手首・肩や体幹、股関節、膝、足首)の

関節周囲の筋緊張や

筋力が弱化している部分の改善を

行う必要があります。

良い投球フォームは

各関節機能が正常でなければ

獲得できません。


骨端線離開や離断性骨軟骨炎で

症状が進み

骨片が遊離している場合は

手術を検討する必要があります。

編集者 柔道整復師 水口泰成

画像は以下のサイトから転載させていただきました。
http://www.zamst.jp/tetsujin/ask/30_trainer.html
http://tanakatrainer.seesaa.net/article/134370556.html
http://www.heartful-health.or.jp/shimadahp/syujyutu/hiji_index.htm