【ご協力のお願い】バレンタインにはてんとう虫チョコを! | .

【ご協力のお願い】バレンタインにはてんとう虫チョコを!

てんとう虫チョコレートの関してメールをいただきました。
是非お読みいただきたいと思います。

私は先月ガーナに出張し、昨年2月からカカオ産地で行っている
「スマイル・ガーナプロジェクト」の1年目の評価と2年目の
活動について現地スタッフと話し合いをしてきました。

プロジェクトを行うクワベナ・アクワ村に4日間ほど滞在しましたが、
連日35度を超えるほどの猛暑で、現地の人々の厳しい生活環境を
あらためて実感しました。

まずはうれしいご報告として、1年目の活動では、62人の子どもたちが新たに学校に通えるようになりました。
村の人たちの児童労働への意識も高まり、子どもには危ない労働はさせない、学校にしっかりと通わせるという認識が広がってきました。
プロジェクトの中で、地道な見回り活動、親への呼びかけを行ってきましたが、それが実を結んできていることを感じました。


その他にも、中学校ができたり、小学校の校舎が改修されたり、さまざまな前進がありました。村の人たちもこのような変化にとても喜んでいて、自信をつけ始めています。

このような形で、チョコレートを通じてつながっている
カカオ生産地の子どもたちとその家族によい変化をもたらすことが
できたのも、てんとう虫チョコの購入やチョコ募金を通じて
プロジェクトを応援してくださった方々のおかげと心より感謝しています。
ガーナの子どもたち、村の人たちからも感謝の言葉を預かってきました。
本当にありがとうございます。

前進もありましたが、まだ課題もたくさんあります。
特に今年早急に取り組まなければならないことは、子どもの人身売買の
問題です。支援している村でも4人の男の子たちが、ガーナ国内の他の
地域からお金で買われる形で連れてこられ、労働者として働かされて
いることがわかりました。

1月に会った男の子、エマヌエルとステファン(仮名)は年齢が10歳前後(年齢を聞いても本人たちは答えられませんでした)、ガーナ北部の親元を離れ、カカオ生産と牧畜で生計を立てる小作農家の労働者として暮らしています。
この家の子どもは学校に通っていますが、ふたりは学校へ行くことは許されず、私が会った日には、農家が飼育する牛10頭ほどの放牧を行っていました。朝食をとったきり、夜まで次の食事は与えられず、一日中牛を連れて歩き通し。自分の体よりも何倍も大きい牛に襲われる危険性も高く、危ない労働といえます。


人身売買の子どもたちへの対応としては、子どもをまずは安全な場所に保護し、最低限の衣食住を確保することから、搾取を受けてきた子どもの心理的なカウンセリングと教育を受けるためのリハビリや、家族の居場所を突き止めて連絡をとり
(たいてい遠く離れた別の州で、探すだけでも困難です)、子どもを家族の元に帰すための準備など、多岐にわたります。

国際法およびガーナの国内法に照らしても人身売買は違法ですから、法に基づいて雇い主を捕まえ、裁くなどの対応も必要となります。

これらの活動のために当初想定していた以上の予算がかかることもわかり、
より一層力を入れて資金調達に取り組まなければならないと感じています。

今年の販売目標は15,000個。チョコ募金とあわせて400万円を集め、現地の活動に活用させていただく計画です。
バレンタインの季節にご利用いただけたら、大変うれしいです。

そこでお願いです。
現在販売しているてんとう虫チョコの購入にぜひご協力ください。
1パック500円のうち、200円がガーナの活動への支援となります。(すでにご協力いただいてましたら、ありがとうございます!)


てんとう虫チョコのことを気軽に知っていただけるよう、今回はじめてCMも作りました(代表岩附の初の監督作品です!)。
http://acejapan.org/choco/news/item_50.html

自分のつたない話しぶりをお見せするのはちょっと恥ずかしいのですが、ちょっとした話のネタとして、お友だちへの宣伝などに使っていただけるとうれしいです。
ブログ、ツイッター、mixiなどをご利用でしたら、季節の話題としてご紹介いただければ、なおうれしいです。

今年は各地のショップなどでもてんとう虫チョコの販売にご協力をいただいていますし、2-3月のイベントでも販売しています(東京、大阪、福岡、愛媛など)。
直接ご購入の場合はこちらもご利用ください。

てんとう虫チョコの購入、現地レポートやその他詳しい情報は、しあわせへのチョコレートプロジェクト特設サイトをご覧ください。
http://acejapan.org/choco/


長文、最後まで読んでいただきありがとうございます!
ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。