ちいさい尖がった山がゴロゴロ。


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これはお皿をろくろでひくために

小分けされたねんどです。


グラム単位できっちり同量です。

ちなみに592グラム。


「亀板」と呼ばれる正方形の角を切り落として八角形にした板を

ろくろにのせて、お皿を1個づつ引き出します。


↓お皿の下にあるのが亀板。
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大皿でもないなら塊からドンドン引き出していけばいいのでしょうが

現時点の私の技量では

準備が必要だけど、この方法の方が確実に

質をあげて成形ができます。


あいまいに作っていると、必ずロスがある。

できる限りいろいろ気遣い手をかけること、またはかけ過ぎないことが

結果に出るのもやきものの魅力だなと思います。


でもマジックはありません。

偶然良かったとか、

手の及ばない熱の世界で窯の力で予想しない効果がでた、とか


そういうのは無いです。少なくとも私のやり方では。

自分以上のものは出てこないです。


かつて、同じ道の友人が「作るときだけはいい人でいたい」

と言っていた言葉、

今も頷いてしまいます。