「胡桃に酒」
鶴瓶さんが 「家族に乾杯」で 鹿児島県日置市を訪れた時 お邪魔したのが
偶然 陶芸家・沈壽官さんのお宅でした。
この方が 「故郷忘じがたく候」(司馬遼太郎作)の主人公だと聞き
読んでみたいと購入しました。
定価(本体476円+税)
この本には 他に2編あり その一つ「胡桃と酒」も おもしろいものでした。
細川忠興とその妻“たま”(後のガラシャ)の話ですが 今まで二人に抱いていた
人物像とは 全く違ったものでした。
“たま”という女性は非常に美しく そのために忠興は異常な行動を起こすのです。
司馬遼太郎さんというと 歴史小説家で 難しいものだと思っていましたが
その思いも打ち砕かれました。
最近読書から遠のいていましたが 今回はよい本に巡り会いました