さて、経験談の前回の続きです。
そうして、小学校の内に英語の触りの部分と、ローマ字を身に付けたのです。
そのころの、特にローマ字の感覚はその後、単純に表記や、音の点で役に立っているはずです。
次は中学校に上がり、初めて教科として学ぶ機会に会います。
ここでは少し日本語の混じることが出てきます。それは、英和辞書の存在と、日本語主体の授業によるようです。
その中でも、組を作って、自作の小劇を教科書の題に則って行う機会がありました。表現力という点では、養われていたと思います。
自分の場合は、そのように前に立って話すこと自体が少なかったもので、英語より、場に慣れる方に頭があったように思います。
おかげで、英語で話していた覚えはありません。
一方、ある教師は発音を重視する方で、「theの舌は若いころにしか付かないから…。」といわれ、何度も舌をなれない中で、出そうとしていました。
その教師のおかげか、発音することに違和感なく、心地よささえ感じていました。
それは興味というより自然のものでした。
その後、この頃に興味を持っていたという意識がなかったことがどう影響したのか、ですね。
そこのところも書いていきます。
今回、ご貴重なお時間の中でのご拝読に、感謝申し上げます。