「私の心きらきら」 (2015 SBS 24話)

陰謀で殺された亡き父の真相を巡って、娘たちが翻弄されながら
生きていく姿を描いた作品。

ぺ・スビンの悪い男は見ててゾクゾクする怖さが・・
まあよくある話で暗い題材ですが、そこはイ・ピルモの巧みな
演技とナム・ボラの軽快な演技で暗くなり過ぎない作りで最後まで
見てしまう・・苛立ちながらも最後まで楽に要られる作品。

陰謀：あり
ゆがんだ愛：あり
欲望：あり
殺人：あり
生き別れ：あり
因縁：あり
恋愛模様：あり
悲しい運命：あり
親のエゴ：あり
波乱万丈：あり
キャスティング：６

総合おすすめ度：６

キャスト：
～イ家～
長女　スンジン：チャン・シニョン
次女　スンス：イ・テイム
三女　スンジョン：ナム・ボラ
父　ジンサム：イ・ドクファ
叔母　マルスク：ユン・ミラ

～チョン家～モナクスグループ
社長（長男）　ウンタク：ペ・スビン
長女　グンビ：ソン・ウンソ
次女　ウンビ：ハ・ジェスク
母ミジャ：クム・ボラ
父：キム・ハクチョル

ク秘書：チョン・ウヌ
パク・ヨンシク：ト・ギソク
シン理事：キム・ハギュン

～チャヨングループ～
母：チョン・エリ
長男　ドフン：オ・チャンソク
長女　イェリン：チャ・スヨン

チャン・スンチョル：イ・ピルモ
ピョ・ソンジュ：ユン・ダフン
ハン・ヨンピョ：チョン・ギュス

ざっくりあらすじ＆感想：

儲けよりもおいしいチキンを提供することを信念に生きるスンジョンの父
ジンサンは、かつての仲間に裏切られ、貧しい生活を送る羽目に遭うが、
3人の娘を立派に育てていた。
(この父はいつも悪役なんで、当初いい人って理解するのに時間がかかった）

裏切った仲間の一人は、のちに成功し、その息子ウンタクは
更に発展させウンタクチキンを展開し、ジンサンを窮地に立たさる。
（父も父なら子も子）

ウンタクチキンは薬品を使い、格安チキンを使い提供することで
暴利をむさぼっていることを指摘するジンサンをウンタクは疎んじていた。
（っていうか健康被害は出てない訳？恐ろしや～）

そんなある日ウンタクは偶然出会ったジンサンの長女スンジンに一目惚れを。
（あの目つきの彼は怖すぎでしょ？惚れられるのは迷惑だよ）

悪行の証拠を掴んだジンサンが金に困っていることを知ったウンタクは、
ジンサンのチキン店をウンタクチキンの傘下に入ることで契約を迫り、
次女スンスを留学させたいジンサンはやむなく同意する。
（このスンスって子、わがままで独り姉妹から浮いてる）

それに異を唱えたスンジョンはウンタクの屋敷に忍び込み、契約書を
奪い逃げるが、ウンタクに認めて貰いたいウンタクチキンのシン理事の
独断により、父ジンサンと身を隠している養鶏場で放火されてしまう。
（どういう了見かな？笑いながら悪いことを軽くするこいつやばい）

父は娘だけでも助けようと、力を絞って施錠された窓からスンジョンを逃がす。
現場に着いたウンタクは燃えていく小屋を前に、助けようとする
ク秘書を制止し見殺しにする。
（ありえん～好きな人の父親だよ～生きていたら結婚は許されないだろうから
って頭おかしい）

ウンタクは逆にスンジョンを救った救世主に。
（よくそんな風に装えるよね～悪人ってそういうところだよ！）

ウンタクはスンジンにプロポーズを迫り、父を亡くし路頭に迷った
スンジンは妹スンジョンが止めるのも聞かず、結婚をする。
（ええ？借金とかあっても無理でしょ？キモイ男とだよ～）

スンジョンは、姉を一人であの家にやることに不安を怯え、
一緒に生活する事を決めたが、ある日火事で曖昧だった記憶が
正しかったことをシン理事とウンタクの会話で確信をする。
（あいつの犬に噛まれたし、噛んだら今度はその犬を銃で撃ち殺すし～
恐ろしすぎて逃げるべきだよね）

しかしその現場を見られたことをウンタクに気が付かれ、
スンジョンは逃げる為に家を出ていく。
（妹にまで手を下す？）

彼女の逃亡に協力したチキンの配達のバイトをする友人は、
ウンタクの手下に追われる中、命を落としてしまう・・
（この子の死は最後まで、ウンタクのせいだとされないし、
スンジョンも真意を知らぬまま・・無念すぎる～）

結末：ネタばれあり

3年後～
スンジョンは田舎のチキン店で住み込みのバイトを3年間していたが、
ある日その店の秘伝にたどり着くと、満を持して未払い賃金分を奪い
逃げ、ソウルで店を開くことに。
そしてあの時の配達店員の死を知り嘆き悲しむ。
（3年も知らないなんて悔しいよね～犠牲になったのに・・）

ウンタクは3年間あらゆる手段を使ってスンジョンを探し出せずにいたが、
彼女が店を去ったあと、その店に辿り着き、ソウルにいることを把握する。
（3年もかかるんだね～なんだかな～）

スンジョンは内装屋のスンチョルと出会い、格安で内装をして貰う事に
成功し、この出会いが今後の彼女を助ける。
（え？彼が誰かの相手役になるのかな？この人がちょい役なはずないし・・）

そしてもう一人御曹司でありながら、下働きで野菜をスーパーで売る
ドフンと出会い恋をする。
しかしドフンの姉が社長を務める会社が展開するチキン＆ピザ店が
スンジョンの店「ナララチキン（飛べチキン）」の近所にできた事で、
店は閑古鳥で、内装費を払えない日々が・・・
（研究した割においしくなかったみたい～味音痴？致命的でしょうが・・）

そして偶然いった銭湯で同じく逃げていた叔母再会し、一緒にチキン店を
やり始める。
（おばちゃん調子よくセレブ気どりなんてするからね～
それにしても彼女の紹介した人が逃げたからって、こっちにだけ
攻めに来るとは・・行方知らずだからだろうけど）

そんな時パク秘書に再会したスンジョンは彼からウンタク辿り着きそう
だから逃げるように言われ、店を閉め、路上で始めるが、取り締まりで
やけどを負い、結局スンチョルの家に厄介なることに・・
（油で揚げる屋台って危険だよね～高温で屋台を引いて逃げるって～
でもどうやっても遅いのになぜか捕まらない・・）

スンジンは叔母らが主催していたムジンの仲間が金を持ち逃げされた
事で、叔母に返済を迫る団体に迫られる際、階段から落ち入院を・・
その時、かつての父の友人が刑務所から会いたいとの連絡を受け、
父を死に至らしたのが夫だと聞かされ、ショックを受ける。
（望まない子は強い・・悲しいけどね～）

下っ端だと何もできない事に気が付いたドフンは、父の下で働くため
スンジョンの元を去っていた。
（彼の父親は横柄でね～そのせいで姉は無理やり子供と夫を捨てる羽目に）

夫が自分の携帯のクローン電話を作って監視していた事、スンジョンの
手がかりをつかんだのに秘密にしていた事などで不信感を覚えた
スンジンは彼の子を身籠ったことを悔やんでいたころ、パク秘書の協力で
スンジョンや叔母と再会を果たす。
（別のドラマでも恋人同士だっただけに、今回も彼と結ばれるのかな？
って期待した。あんな夫では安らげないもの）

やがて家を出たスンジンは自殺を図ろうとしたところドフンの母に
助けられ、その縁で世話になることに。
（運命ね～ドフン家族とつなげる訳ね！）

施設で子供の世話をしながら生活をしていたスンジンは出産するが、
子に愛情を持てないでいた。
事情を知らないドフン母は彼女を案じ再び自殺を留まらせ、家に
連れ帰り面倒を見ることに。
血眼で妻を探すウンタクは、ちょうどドフンの姉の会社と契約すること
になったことでスンジンのいるドフンの実家で鉢合わせをしてしまう。
（うまいことインターホンが壊れてるもんだね）

ウンタクはそこを張らせ、隙を見てスンジンと息子を拉致し、
別荘で監禁する。
（ええ？あれだけ警戒してたのに？そのざま？）

パク・ヨンシクもスンジン父よりもっと前に起きた養鶏所で父を殺された
過去を持ち、ウンタクに復讐のために近づいていたから、
スンジンやスンジョンを助けていた。
彼はウンタクの金庫から帳簿や贈与の記録帳を奪い取っていた。
（いいぞ～）

それがばれ、ウンタクはパクを監禁し滅多打ちするが、すでに記録は
検察に渡っていた。
（殺すかと思いきや、以外にも放り出したことが首を絞めるとは）

よくある汚職だったが、ウンタクが投資する警察庁のカン長官の敵対勢力に
接触したことで、裁判は有利に働き、ウンタクは逮捕される。
（だって罪多過ぎだもん！）

そしてその際2件の殺人教唆も再調査され、罪を問われることに。
（っていうか初動捜査おろそか過ぎでしょうが？）

ウンタク母はあれだけいじめたスンジンに嘆願書を書いてほしいと懇願。
父を見殺しにした憎い相手だけども、息子の父と言う事でスンジンは
嘆願書を提出する。
（もっとスンジョンが強く訴えてれば避妊とかできて、子にも
辛い思いさせずに済んだのにね）

しかし彼女の純真さ（スンジンはここから名付けられた）に触れ、
ウンタクは罪を認め懲役10年を受けることに。
（突如真人間になったね～毎日刑務所の図書館に通いつめ、
全部の本を読んだんだって～もっと早くそうしてればね～）

そしてドフンは留学を決め、帰ったら結婚してほしいとスンジョンに
話、旅だった。
（ハイ出た～煮詰まったら留学で一旦離れる～ってやつ。
そうそう次女スンスが出てこないと思いきや、あしながオジサンと結婚して
海外に行ったらしい～行ってても裁判は来れるだろうが～
おじさんは資産家だったし～こういう降板っぽいのがよくあるね）

5年後～
一時出所したウンタクはスンジンと息子と合い、食事をし、
待っていなくていいという。
しかしスンジンは昔あなたが言っていた言葉を、息子に自分の
口で言いに来てと話した・・・
（お父さんだよ～って言うか！もう会わないつもりで、息子を思ったら
踏みとどまるべきだろうにね）

スンジョンは再び店を開店させ、希望に満ちていた。

そうそうスンチョルの元妻はドフンの姉だったんだけど、
ここも雪解けし、息子と会せるように進展していた。
（二人はよりを戻してはいないようだけど？どう？）

そして世話になったことからスンジンはドフンの母を母と慕い、
今でも付き合っていた。
（あんないい人いるのかな？娘を庇えなかった反省からだろうけど・・）

スンジョンとドフンが結ばれれば、本当の親せきになるね。
（残念。ここはうやむや～幸せの絵はなかったね）

END

追記：
なんか面白いのか、そうでないのか。理解し難いのか、できるのか。
よくわからないドラマだった。
姉妹の絆も中途半端なスンスの頓挫でよくわからない感じだったし～

よくある韓ドラだったような～ちょっと違うような～
人気あったとは思えないな～
見やすかったけどね。

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