「バラ色の恋人たち 」(2014-2015 MBC 52話)
若くして子供を授かった学生カップルとその家族が
それぞれの問題に直面しながら成長していくホームドラマ。
出生の秘密:あり
生き別れ:あり
策略:あり
親のエゴ:あり
因縁:あり
狭い中での恋愛:あり
子供の熱演:あり
キャスティング:5
総合お薦め度:6
キャスト:
~パク家~チャドル家族
チャドル:イ・ジャンウ
母 チョン・シネ:イ・ミスク
兄 ガンテ:ハン・ジサン
姉 セラ:ユン・アジョン
娘 チョロン:イ・ゴウン
~ペク家~ジェンミ家族
ジャンミ:ハン・ソナ
父 マンジョン:チョン・ボソク
母 グムジャ:イム・イェジン
姉 スリョン:キム・ミンソ
祖母:キム・ヨンオク
~ガンホグループ~
会長 イ・ヨングク:パク・サンウォン
妻 コ・ヨンファ:チャン・ミヒ
ヨンファの母:パン・ヒョジョン
ヨンファの弟 ジェドン:チェ・フィリップ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ソ・ジュヨン:キル・ウネ
チェ・ヒョンギ:キム・ミンヒョン
(チルソンGP)イ・ジェユン会長:キム・ソニョク
ジェユンの異母姉:ムン・ヒギョン
ざっくりあらすじ&感想:
母親同士が友達のチャドルとジャンミは恋に落ち、妊娠。
チャドルが養子だとわかるとより反対する公務員ながら強欲なジェンミの父。
家族に迷惑を掛けられないと二人は駆け落ちさながら家を出、
苦しい生活の中出産をする。
(この時は愛さえあれば~ってね~)
貧しい中、生活の為大学も休学しバイトにいそしむチャドルとは逆に、
不安と寂しさからおかしくなったチャンミは育児放棄し、
両親に連れ戻されるとアメリカへ留学してしまう。
(え?確か泊まることになった際、誘ったのはチャンミだぞ~
なんなのこの女~主役でいいのか?)
住む所も追われ路頭に迷ったチャドルに
ジャンミに父は更に追い打ちをかけ、娘チョロンを奪い、施設へ遣る。
(いくら娘が可愛いからって、その子も孫だろが~信じられん)
チョロンのいる保護施設にボランティアに来ていたガンホグループ夫人
ヨンファはチョロンを引き取ることに。
(裕福でも子がいない夫人・・どうやら過去に出産経験があるみたい~
彼女の母が死産だと偽ってたから・・どうやらチャドルがその子みたいね。
運命のいたずらね~会うべくして会った)
チャドルはジャンミの父に「ジャンミに今後関わらない」という覚書を
書き、居場所を聞き出す。
渋るヨンファを夫が制し、チョロンは奪い返したチャドルは
行くあてもなく結局養母の元に戻る。
(奪い合いは切なかった~まあ結局は実家で預かってるってことだけど~
このことを養母シネらは知らないのがまた切ない)
数年後~多分4年ぐらい
アメリカに渡ったジャンミはモデルとして帰国し、ドラマに出演することに。
偶然居合わせたチョロンを気に入った監督からのドラマのオファーの
電話を受けた姉セラが引き受けた事で、二人は同じドラマで共演する事に。
(はい。また必然的出会い)
ジャンミの付き人でそれを知ったチャンミ母と違約金を払えないセラは協力して
秘密裏にドラマ撮影を強行する。
(ばれなければ~ってテレビはだれが見るかわからんのにのんきね~)
しかしやがてチャドルもその事実を知ると、ジャンミに近付けないよう
ドラマ撮影に付き添い始める。
(あらま~これで全員集合じゃん~赤い糸は切っても切っても繋がる・・)
チャンミの件で両親の期待を一身に受けガンホグループ
会長の義弟と結婚させられる事になったスリョンはチャドルの兄ガンホ
と恋愛していたが、二人の件で別れたが未練いっぱいだった。
(兄弟で同じ家の人との恋愛ね~世間が狭すぎだわ・・あるあるだけど)
愛を貫きたいが、父の妨害で映画監督が出来なくなった事でスリョンは
父から5億ウォン貰いこの結婚に了承する。
(愛が深いわ~彼に映画を~って自分を犠牲にしてね~
そのお金も匿名で彼のために使うなんて・・ならば昔もそうすれば・・)
結婚式当日、やはり結婚できないスリョンは式場を飛び出しガンホの元へ。
チャドル家族はスリョンを受け入れ?一緒に暮らす事に。
(ガンホも彼女の犠牲でなんて映画作れないよね~)
結末:ネタばれあり
靴のデザインを手がけ、トラック販売をし始めていたチャドルは
彼を慕うジュヨンとデザインを完成させ商標登録もし、
通信販売も始めたが、もう一人の仲間ヒョンギの裏切りにあい、
デザインはガンホグループに売られ、製作費も持ち逃げされてしまう。
(またあるある~仲間の家族が病気でやむなくってやつ~
いやいややむなくなんてないよね~)
購入者への返金や工場への補償金などに困ったチャドルをジャンミが
内緒で助ける。
(なるほど~あんな過去の爆弾のあるチャンミが芸能人になるって設定は
疑問だったけど、そうでもしないと大金持ってて助けられないもんね)
ちょうどセラがガンホグループに入社した事で、彼女の上司である
ジェドンの協力もあって、ガンホの買い取りが発覚。保証金を貰い
ジャンミに礼を言って返す。
(ハイ!ここでもまた因縁が働いたね~会長とチャドルが再会ってね)
ジャンミを慕うチョロンの存在が二人を再び近付け、
チョロンを思う心に打たれたチャドルは少しづつ心を許し始める。
(チャドルは優しいっていうか甘いやつだね~)
だがまたしてもジェンミ父の欲が~
スリョンをガンホに嫁がせる事に失敗した事で、今度はジャンミを気に入って
CMに採用してくれたチルソンの会長とジャンミをくっつけるっ事に躍起になる。
(節操がないわ~相手もバツイチだからってさ~だませないってわかると
告白するが受け入れられちゃったね~魚みたいな顔の男だ~)
ガンホの会長ヨングクの浮気を疑ったヨンファの母により、
仲良くしていたシネはヨングクが既婚者でシネとは浮気だと知らされる。
(またまた因縁出来上がり~ここまで絡むんだ)
実はシネはヨンファとは顔見知りで気を許す仲だったが、互いの素性をよく
知らないゆえ、ヨンファは夫の事をシネに相談していたのだった。
(ヨンファの母はトラブルメーカーだね~チャドルを捨て、
そんな身の上を隠し財閥に嫁がせ、その恩恵を受けている婿を疑って
尾行までさせるなんてね~)
シネはヨンファらに罵られ、娘セラも辞めさせられ、チャドルも妨害される。
(別れるなら根こそぎ奪ってやる~って・・大体家族を養ってもらってた
分際で裕福に過ごせたのに、ひどい扱いだよね)
チャンミを受け入れたチャドルだったが、家族の反対は強固だった。
チャンミ父が区長に立候補し、チャンミのスキャンダルが明るみに。
(チャドルを苦しめるチャンミに苛立った仕事仲間が暴露した)
するとチャンミ父はその暴露を逆手に取り、チャドルが悪かったっと
でっち上げた。
店舗を構えて軌道に乗っていたチャドルはチャンミファンから
「チャンミを捨て、子まで奪った」と罵られ、商売ができないよう妨害される。
(まったく~どういう神経で?)
しかしそんなヨンファが末期のすい臓がんに侵され余命いくばかりに・・
すると母は彼女に生きる望みを持たせるため息子が生きてると話、捜索する。
(でた~病!なんでもありあり韓ドラでは、長編だとさらにありあり)
シネがヨンファの病状を知り力になりたいと家政婦を買って出ると、
最初あきれたヨンファらだったが、シネの作るものだけ受け入れる姿に
母はシネに頼ることに。
(こうでもしないと関係が断ち切られるからね~)
ヨングクはシネを入れる事に反対するが、ヨンファの為になりたい思いから
受け入れる。
そしてヨンファにも真心が伝わり、シネに今迄のことを詫びる。
(元は奥さんが疑うから旦那は嫌気でシネに逃げたんだもんね)
チャドルを案じ記者会見ですべてを暴露したチャンミに父は監禁し
イ会長に再び近づくが、監禁の事実などから破談に。
そしてチャンミは姿を消す。
(監禁・・・こんなの親がするか?)
何度も別れようと試みるが、無理だった二人は、離れないことを決める。
そしてチャンミは初心に帰るため、あのアパートで独り暮らしをはじめ、
認めてもらえるまで頑張ることにする。
(だからはじめにそうしてればね~でも後悔から学んだか・・)
スキャンダルもあったが区長選にチャンミ父は当選し区長に。
(ええええ?何故に?どこの国も党の推薦は強しってやつね!
それに当選すれば汚職が明るみに出るからね~)
一向に見つからない孫に危機を覚えたヨンファ母は替え玉を思いつく。
ヨンファは喜び、生き生きとなったが、替え玉の横柄な態度にやがて疑いを
感じDNA鑑定をする。
(証拠だけで信じちゃったのがね~)
シネと夫を再び怪しんだヨンファは、シネに迫るため家に行った際、
チャドルが自分が編んだものをチャドルがしているのを目にする。
シネからチャドルは養子だと聞いた会長は、義母とともにシネに
協力を得、DNA鑑定をし、チャドルがヨンファの子だと知る。
その時ヨンファも鑑定結果を受け取っていた。
(知らないから相手を傷つけたんだろうが、何が起きるかわからないんだから
他人の子も傷つけるべきにあらず)
今迄してきた事を思うと素直に喜べなかったヨンファだったが、
シネに諭されチャドルに会い、許しを請う。
そんな時ヨンファ母と親交のあったチャンミ祖母はチャドルがガンホグループの
御曹司だったと知ると、息子に話す。
(こうやってうまいこと情報は伝わる・・だが悪人はツキがあったと思い込むが、
実はこうやって得たことでもっと追い込まれていくんだってね~)
贈賄容疑があったチャンミ父はチャドルを利用する為、知らないふりをし、
二人を認めると言い出し、容疑を晴らそうとヨングクの家にチャドルを連れていき
協力を申し出る。
(あんだけコケにしてきてよくも利用できるよね!)
受け入れられないとチャンミ父は暴言を吐き、チャドルを罵る。
彼の本性を知ったヨングク一家はあきれ、チャンミとの結婚も反対し始める。
(いい顔も続かないのが悪人の性よね)
チャンミ父は賄賂でもらった金や紙幣を庭の穴に埋めるも、
発見され、父は逃亡する。
(往生際悪しだね~チャンミがかわいそう!)
ショックを受けたチャンミ祖母は家族を追い出すと、痴呆症になり、
息子を探しさまよう。
(こうやってボケさせなければ現実が辛いからね~
大概こういう結末になるよねでも母なら窘めるべきだった)
家も抵当に差し押さえられ家を失ったチャンミ家族はチャンミの
アパートで暮らす羽目に・・
(だってもともと悪事で得ていた生活だったからね~やむないね)
母の居場所を知ったチャンミ父は母を引き取りに行った所で逮捕される。
そして抵抗したチャンミ祖母は勢いで車に飛び出し亡くなってしまう。
(息子が逮捕・・・死んだ方がましってやつだね!)
母の面影で悪いことをしてはいけないと諭されたチャンミ父は自首する。
(母の死がなければどうなっていたことだろうか・・母は死をもって教えた)
ヨンファはチャドルとできる限り過ごした後、チャンミにチャドルを託し、
反対するシネを諭し亡くなる。
(息子にも会えたし。旦那とも分かり合えたし・・)
チャンミ父は出所後家には戻らず、母の墓のそばに小屋を建て過ごす。
スリョンが妊娠すると、さらなる幸福が~
ガンホの映画が投資を受けられることに~
そしてチャドルとチャンミは結婚式を挙げる。
(チョロンにとって良かった結末だね!
でも父を母を苦しめた人が母の身内なんてつらい過去を背負うね)
追記:
韓国の出生届しすシステムがとても気になる・・
いっかいのおばちゃんが出生を死産によそおえるなんて無理でしょ?
財閥ならまだしも~
二人の交際、出産でまあ凄まじく波乱な人生になったけど、
果たして遠回りしたからこそ成長していったことは、
遠回りしなければ得られない幸せだったのかな?
実際はチャドルの実の祖母がすべての始まりを作ったんだけどね~
でも世の中は悪人よりもその身内が傷つくんだよね~
それが一番悪人を苦しめることだから・・
ここでもチャドルの祖母の報いは母が受け、チャンミ父の報いは
祖母が・・ってね~受けた方はやってられないね!
やった人が不幸にならないと納得できないよ~
出演者は好きな人が出てないし、むしろ主演は嫌いなタイプだった。
にも拘らず最後まで楽しく見てしまった・・
脚本家が定番どころを抑えつつ、それを上回る演出で飽きさせなかった。
視聴率があったのも頷ける。
おしまい
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