地震への対応に関して、東京電力への批判が目立っています。

二転三転する輪番停電。
原発への対応。
要領を得ない会見。

どれも、批判があっても仕方のないような内容だと思います。

でも、わたしはあえて批判をやめてほしいと思います。


メディアの影響力はすごいです。
とくに、災害時に情報が一番速いのはやはりラジオやテレビ。
それだけ、ラジオやテレビの影響力も大きくなります。


個人個人がマイナスの感情を持つのはどうしようもないことです。
どういう感情を持つかは個人の自由ですし、
東京電力がどのような対応をしようと、このような状況では
必ず不満が出てきます。

でも、その部分をメディアでことさらに取り上げるとどうなるか。
1だった不満があっという間に100になり、1000になります。

あっという間にマイナスの感情がふくれあがり、
いろいろなところに影響してさらにマイナスを呼んでしまうと
思います。


一方、プラスの面に目を向けるとどうでしょう。

東京電力だって、精一杯やっているはずなのです。
ただ、力が足りないだけ。
「その足りないところが問題だ」という声もあるでしょうが、
でも、足りないものをどうこう言ってもどうにもならないのでは
ないでしょうか。

それよりも、
 「数十年ぶりの輪番停電に踏み切った」という決断
 少しでも利用者に迷惑をかけないように、という気持ち

そういうところに目を向けてほしいと思います。


東京電力が必死に対応しているからこそ、
停電が起こっていない地域があるのだし、電車が少しずつでも
動いているのだし、原発がなんとかもっているのです。


日本全体が大変な今。
マイナスな感情を抱きやすい今だからこそ。
それぞれに、プラスの面に目を向ける努力をしていくことが
大切なのではないかと思います。


東京電力社員の方のmixi日記です。
みなさんへ
東電の方々の命がけの作業の様子が伝わってきます。
ぜひご一読ください。