春ですね
桜もすっかり散っちゃいましたね
あれ?今どこにいるの?という感じでしょうか
もちろん秘密です 
ヒント「東京タワーがあるとこ」です


さて、大変几帳面なぼくは時系列でブログを書いていっています
ただまあめんどくさくなると更新をさぼるので 今書いてるのは2011年の8月のです
恐ろしいですね もうすぐ周回遅れです

さて、去年の夏 たしかそのときぼくは高松にいました
でまあ昼間暇なんですよ 周りはみんな「仕事が忙しい」とか言ってるし
だからずっと読書してたんですよ

紀伊国屋の目の前で借りた本を黙々と
ほんとね ひやひやした
紀伊国屋の店員から
「おい!!それ借りた本じゃないのか!?営業妨害もいいとこだ!」
「君が本を人から借りることによって本来我々に支払うべき賃金が・・・」
「貴殿は執筆家をなんと心得る!執筆家が脳の隅から隅までを使い、血のにじむような思いで書き上げた・・・その書物に対する冒涜 いかんともしがたい!」
「それがしは・・」 
ちょっ 待て!!最後の方のやつら誰だよ

まああとスタバとか?
そう、あのシアトル発の現在アメリカでは苦戦を強いられてるあのスターバックスコーヒーさんですよ
フラペチーノとかいう、健康器具みたいな名前のジュース飲んでますよ
優雅に午後を過ごしてたんですが、いかんせんバックパックで荷物が多い
荷物が多くて、やたら目立つ 
本来、気が小さく、小心者でチキンなぼくは
もうね余計にびくびくしちゃった



まあそんなこんなでびくびくひやひやしながらの吊り橋効果を期待して本を読んでたんですよ
より感動できるかなって
あっ 知ってます?吊り橋効果って?
あ 知らない? まあぼくはあんま信じてないんですけどね

どんな実験かは忘れたんで、勝手に調べてほしいんですけど
なんとなくの雰囲気だと

一緒に感情の起伏を共にした2人は恋に落ちやすい
感情の揺さぶりをかけるとうまくいくよー 
普段より効果が数倍増すよー
とか そういう感じだったと思う


だからね 「効果的な異性の落とし方」を考えてみましたよ

落としたいなーとか思う意中の女性や男性がいたらね
ちょっとデートに誘ってみたらいいと思います
「行き先? 秘密だよー」とか言って

ヤクザの部屋になぐりこみ
をかけるといいと思う
もうね!吊り橋効果でやばいよ!
どきどきが止まらない!

背中合わせて、迫り来るヤクザと戦いながら 不意に
「好きだー!」とか告白するとね こりゃもう落ちますよ
「え、無理」とか言われても 諦める必要なんてどこにもない
秘策がありますよ
落としたい相手を不意に後ろから抱きとめます
ついでに頚動脈を締め上げます

簡単に落ちます


まあそんな「効果的な異性の落とし方」はいいんです

でまあ 始まりがあれば終わりがあります
世の中っていうのはそういうもんです
入店すれば、必ず退店する時間が来るわけです
ぼくも数時間スタバで本を読み、店をあとにしました

帰るときがまたひやひやするわけですよ
「あの旅人、どこに向かうんだろ・・・」とかでみんなの視線を感じるわけですよ
そしたら、おもむろにママチャリに乗ろうとしはじめますからね
気恥ずかしさ、すごいですよ
旅人への憧れを崩しちゃってごめん!みたいな
はずかしー


まあ自転車に向かいます

おや?と思ったわけです
なにかカゴに入ってるんですよ

ゼリーに見えます
そうなんです 夏も暑い盛りに食欲も落ちてきたところだったんです
そういうのどごしがよいものが食べたかったんです


だれだろう、これを入れてくれた人は・・・
女神だ きっと女神に違いない
やばい惚れた 

これが吊り橋効果だろうか・・・
こうやって人は恋に落ちていくのだろうか・・・
いつかぼくはこれを入れてくれた人とめぐり合うことができるのだろうか・・・

そんな想いを描きながら、一歩一歩とカゴに近づいた


ゼリー






空でした

平たく言えば、ゴミです
ニートは社会のゴミだと ぼくに対する暗喩だと理解しました

ハッピバースデイ トゥー おれ

ハッピバースデイ トゥー おれ

ハッピバースデイ ディア おれー

ハッピバースデイ トゥー おーれー


さて 誕生日でした

ええ 8月5日です

ちょっと時差の関係で記事が遅れてる錯覚にとらわれますが気にしないでください


誕生日と言いましたら、気になるのはあれですよねー

歳の数だけ、ケーキを食えたかっていう行事

もうほんとね あれって試練じゃないですか みんなどうやってんだろ?

おれ毎年ひいひいいってる 

どうやったら 26個も食べれるんだろ


去年は海外にいたんですよ ちょうどボリビアっていう国でしてね

南米の中でも、貧しい国で でまあ、コパカバーナっていうペルーとの国境の町にいたんですよ

誕生日迎えた直後は クスコからのバスでぐっすり寝てましてね

ま、誕生日だし ってことで25個のケーキ食べようとしますよね

貧しい国の、ちっちゃい町だったから まともなケーキが見つからない

ていうかそこ、ATMもないんですよ ペルーから来たからボリビアの通貨持ってないし、やべー

まあそこはUSダラーの力で、ねじ伏せましたけど

散々町を歩き回って ようやくね ケーキっぽいの見つけたんですよ

原色の赤と黄色の2色  さすが南米、ラテンの国だよね

一抹の不安を覚えたけど、これしかないから食べる 食べた ・・・飲み込めない

なんだろう 胃というか喉というか 身体全体で取り入れるのを拒否してる

まあ値段が値段だから仕方ないです 25円くらいだった気がする

もうこれ おれ25個食えないわーとかで、諦めまして

そんなこんなで去年は食えてないんですよ 歳の数だけのケーキ


一昨年はなんとかやれた 24個ならね、なんとか食えた


でも、今年はもう無理だったなー

26個は辛いよ うちのじいちゃんとかどうやってんのかな?

大人がよく言う「誕生日って、この歳になると素直に喜べない」っていうセリフ

昔はぴんとこなかったけど 今なら分かるなぁ~




この行事もなんとか続けていきたいですよ

しかし知らなかったな こんな行事が日本を席巻してるなんて

大学で親元を離れて、一年の始めのころに先輩がおれに教えてくれましてね

もう あの先輩には足向けて寝れないわ

先輩、まじ感謝してるっす! 

恵方巻きもね 知らなかった

これも大学1年の冬に教えてもらった

今ではもう 大分でもけっこうはやってる

そのうち、歳の数だけのケーキもこっちまで来るんだろうなあ


まあそんなこんなで誕生日ですよ


自慢じゃないですけどね

「友達多いよねー」って、よく言われるんですよ

分かるかな? この全身から発せられる友達多いオーラ


そうなんですよ 友達多いんですよ

じゃあ例を提示しますよ

「例に始まり、例に終わる」って言いますもん おれ知ってるもん

高校のレスリング部で習ったからね


ぼくのマイミク307人いるんですよ ちょっとこれ多くないですか?

300人オーバーって めったにいないでしょ? いる?あなたの周りに?

それがぼくですよ


でね 電話帳のアドレス 700件超えですよ

いる?周りに?

それがぼくですよ


もうね おれへの誕生日おめでとうメールで回線パンクしちゃうんじゃないかと思ってた

ドコモさんに「今日の0時ごろ回線パンクするかもしれません」と電話かけるとこだった

今なら かけときゃよかったなーと思う

なんか誕生日の8月5日って、メールが7通(うち家族3人)しか来なかった

あれたぶん、回線が混雑しすぎて 100通に1通くらいしか届かなかったんじゃないかと思う

さながらハンター試験 倍率100倍

荒れ狂う大海を乗り越え、いつ終わるとも分からない道程を走り、命の危険を賭し戦いを挑み

そして、届いた7通(うち家族3通)の精鋭メール

今回メールを届けられなかった693人のみんなは来年もまた挑戦してくれるとうれしいです




こうやって 現実と妄想の狭間で折り合いをつけ、生きているぼくは来年27歳です



東京から大分を目指し ヒッチハイクをしてました

夏真っ盛り

夏真っ盛りの話を冬真っ盛りの今、書いてるのも変な気がするけど

真実とは時に二律背反するものだからね



でね こう見事ヒッチハイクで車をキャッチしまして 

「〇〇方面、いいっすか? あらーっす」とか言って、乗り込むわけなんです


で まあいろいろ話するわけですよ

サラリーマンやら歳いった人がさ けっこう「栄光の時代」の話をするんですよ


普段はさ 家に帰っても「おかえり」も言われず 食卓にはカップラーメンがぽつねんと置かれ

風呂はお湯をすでに抜かれ 「お父さんの服と一緒に洗わないでほしい」と子どもがこぼし

それでもね 100円マックをすきっ腹に詰め込み 家族の為、働くお父さんがいるわけですよ


そんなお父さんがさ

家族のみんなに自分の昔の話ができると思うわけ?

できないですよ


「おやじ、うぜ」とか言われるのが オチですよ

時代はお父さんの昔話じゃなくて、AKBですよ

「おやじ、うz・・・あっちゃんかわいー」とかね 息子が言うんですよ

あっちゃんよりさしこ推しですけどね ぼくは


まあねAKBの特異性といったら、すごいよね

本名っていうのがすごい 最近の女優で「〇〇子」とかいる?

いないよ 菊池凛子くらいだよ

やっぱりね 「〇〇子」って、ちょっとダサいみたいなイメージがあるけど

あえて、AKBの場合は本名そのままで使ってる

直近の総選挙の 1、2、4位が「子」が付いてるもんね

前田敦子、大島優子、篠田麻里子 とね

この名前の点から行っても なんとなく距離が近いよね 心理的というか精神的な面で

「会いに行けるアイドル」として デビューして、実際に握手会も頻繁に行ってるわけです

この点からいくと、実際の距離が近いわけです


このネット社会の奔流を逆行するような 流れです


そしてね さらに特筆すべき点・・・・




そろそろ この話止めようか


まあお父さんの話に戻りますけどね

話相手がいないんですよね 自分の好き勝手に話す相手がさ


そこでほいほいと車に乗り込んできた 25歳無職の男性がいるわけです

ええ ぼくですね

話すよ、普段できない話を


で、今回もね語り始めちゃったわけです



「おれはね 100万円コツコツ貯めて、単車で日本一周したんだ!」

「お前も 人の車に乗ってないで 自分の力で金貯めて、日本を周ってきたらどうだ!」

「一生に一度くらいはそんなことしてみろよ!」


とね、言うわけです


まあ普通に生活してきた人なら

「わあ すごいですねー、ぼくもいつか行ってみたいです!」と目を輝かせて言うかもしれません


しかしね

「チャリで日本を周った」

「世界一周をした」

「海外をヒッチハイクで数万km」
といった 稀に見る旅人である、おれに言う?


釈迦に説法とはこのことだし

ミルコクロコップにハイキックとはこのことだし

リル・デーモンにブレイクダンスとはこのことだし


・・・ちょっとだけ分かりにくかったな


まあでもぼくも乗せてもらってる手前 感嘆の声を上げないわけにはいかないので

「まじっすか!」、「すごいっすね!!」とか 一応程度に驚くんです 

彼に悪気はあったわけじゃないんですよ



・・・ そこで感の鋭いぼくは気付きましてね

世界百数十カ国を旅のプロに

「いやー ははは、世界を旅してきましてね」

「え 国数ですか? うーん二、三十カ国ですかねえ?」

「え? いやいや、全然大したことないですよ もうほんとすぐできますよー」

とかをね ぼくも語っちゃったりしてるんじゃないかと思うわけです


うわー それは恥ずかしい

身の程しらずもいいとこ

もう、今後こういう自慢は止めたい


人のふり見て、我がふり直せ ってやつだね


25カ国しか行ってないのに 「二、三十カ国」とか言うのも止めたい

数えたら、すぐばれちゃうもん

そういう見栄は ほんと止めたほうがいい


いやさあ 実際この前バーで「行った国、全部言ってみてよ」と言われ

20ちょっとしかなくて 「30とか全然ないやん」とか言われた

でもまあ 臨機応変を旨とするぼくはすぐに おしぼりで鶴を作ろうとして、うまくごまかしたけど

全然 布地が足りなかったけど






でも


身長170cmジャストのくせに

「身長ですか? 170台ですかねえ」とか 言うのは一生止められない



夏前にヒッチハイクしてた

あれはたぶん大学の先生のなんやらかんやらの映像作りの道中だったと思う


暇だったし、まずまず遠かったけど金なかったから、ヒッチハイクしてた

当然の成り行きだよね

雨が降るから水がたまる

腹が減るから飯を食う

金がないからヒッチハイクする

自然の摂理だよね


で、乗せてもらった


だんまりしてるわけにもいかないから、まあしゃべる

しゃべるのは得意じゃないけど、まあ一応程度に


乗せてもらった人が40すぎのおじさんと70くらいのおばあちゃん


親子だね 直観鋭いおれはそう思ったね

だいたいヒッチハイク上での会話っていうのは決まってる

マニュアルっていうのがね ある程度ある


若い人とは趣味やら出身やら旅行の話をする

中年には子どもやら仕事やらの話

年寄りは孫と天気の話


まあこんな感じで 30分~3時間ほど持たせる

もうね そのへんのキャバ嬢より会話持たせる自信がある

天気と孫の話で数時間とか達人だろ、と思う


それでも持たない場合は 必殺技を使う




「寝たふり」


その瞬間から、おれはマリオのスター状態になれる

水を得た魚

スターを得たマリオ

バイクを与えた本田

寝たふりをしたヒッチハイカー


向かうとこ敵なし


まあそんなヒッチハイクの細々としたテクニックはいいんです

たぶん、大方の人生で人はヒッチハイクなどしないだろうし

有名な戦場カメラマンが言ってたよね

「私の仕事がなくなるような世界になればいい」とね

まあそういう感じですよ

ヒッチハイクの伝道師でもあるぼくの仕事がなくなればいいんですよ←伝道師気取り



で、今回乗せてくれたばあさんはこう言ったわけ

ばあ「私、昔大阪のほうで易者をやってたんですよ」

これは珍しい 

ばあ「ちょっと見たげるわ」

この有無を言わせない圧力が大阪っぽいね

手相を見るわけでも、目をつぶり宇宙と交信することもなく顔をじっと見た


ばあ「ふむ」

ふむ?


ばあ「これはダメだ」

ダメ?


ばあ「あんた 夢がないね」

まあ、そんなにないかなぁ


ばあ「意地もないね」

そうかな? まあ


ばあ「地位もないね」

ないかな?


ばあ「家内もないね」

それはないね



ないないないばっかりじゃないかよ!

その占い、後ろ向きすぎない?大丈夫?

金取れる?


あのね、占いとかってさ 

「現状を(より)よくするもの」であるわけじゃん?

ていうか そうじゃないといけないものやん

それをね「ないない」ばかりじゃね どうしようもならんでしょ

「緑の生き物を持つと運気が上がる」とかさ「粘着質のものを持てば、意地も出てくる」とかさ

(限りなくカエル)

そういう前向きな言葉が必要なんじゃないかな

占いをやったことのないおれでも分かるよ、それくらい




あのなあ ばあさん

聞いて驚くな


おれな



「就職先もないんだ」

やっぱりハングリーさって大事だって思う

ほら、タイ人が言うやん 

「ニホンジン、ハングリータリナイ。 タイジン、ハングリーアル。ダカラニホンジン、ムエタイカテナイ」

え、言わないの? もしかして、言ってるのぼくの周りだけかな



お年寄りがさ 目を細めて言うやん

「戦後の焼け野原から・・・・」 なんだろ、あれ

言うように義務付けられてるのか?っていうくらい言うよね

たぶん、言わなかったら罰金とられる とか思ってる

おおよそ、「写真撮られると魂抜ける」とかの都市伝説の類だと思う


でもね ほんと見せてやりたい

今の若者に、昔の人たちの立ち上がる姿を

ツイッターで「死にたい」とかかまってほしがってる場合じゃない

ツイッターで「むくり」とか昼すぎに起き上がってる場合じゃない


かくいうぼくもね ハングリーさには定評がある

子細に見ればね、いくつかは垣間見える


まずね 「部活のときはなるべく水分を摂らない」

やっぱりね 部活後の麦茶だったらジュースだったりは格別なわけですよ

その為に、部活中はできるだけ飲まない

ええ、これが熱中症の温床でした


あとね 「一年中、半そで半パン」

いたでしょ、クラスに一人くらい

見てるこっちが、風邪引くわ っていう格好のやつ

あれです あれぼくです

もうね 半そで=ちゃる、ちゃる=半そで みたいな

つまり 半そでじゃない=ちゃるじゃない 

もう一種のアイデンティティの確立

そう考えると ぼくのアイデンティティは小学校のときに形成されてて、これはまずまずの成績だと思う


タイガー・ウッズがゴルフでアイデンティティを築く早さには負けるけど

ゴータマ・シッダールタこと釈迦が三十路目前にして出家より数倍早い

まずまずの成績・・・というかむしろハイスコア

世界の偉人を超えてるからね 

釈迦を超人とするなら、ぼくは超超人となる いや、超超超人

もうね、超超超いい感じ 超超超超いい感じ!なモー娘。の歌かっていうくらいね 



「半そで、半パン」っていうのもね 一つの戒めだと思う

「この生き馬の目を抜く世の中、寒空を半そでで闊歩するくらいの心づもりじゃなきゃ、生きてけねえぜ」

みたいな

もうおれ、めちゃくちゃ悟ってる




今、おれヒートテック着てるけど

ヒートテックにシャツにトレーナーにフリースですけど!

ヒートテックにシャツにトレーナーにフリースに、こたつですけど!!

ヒートテックにシャツにトレーナーにフリースに、こたつで一人でパソコンと向き合ってますけど!!!



こんなんじゃダメだ こんなんじゃダメだ

こんなふぬけじゃダメだ 

焼け跡から立ち直った、あの人たちみたいになるんだ!



おれは先人の心意気を込めて こう叫ぶよ



ギブミー!ギブミー、チョコレート!


そろそろバレンタインですねえ