世界初の自動巻きクロノグラフ② | ウォッチ ホリック watch holic  

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好きな言葉は「ひげゼンマイ」(笑)。横浜と渋谷にある時計ショップ「COMMON TIME」と               横浜元町が本店のジュエリーショップ「CHARMY」の社長のブログです。



皆さん、こんばんは。



さてさて、昨日の世界初の自動巻きの

クロノグラフは、どこが最初に作ったのか?

という話しの続きです。



(読んでいない方は

→世界初の自動巻きクロノグラフ① から

お読みください。)



この記事によると、1940年代後半の

ホイヤーやレマニアには、クロノグラフの

自動巻き化の構想が、あったらしいですね。



しかし、莫大なコストがかかることと、終戦の

混乱により、クロノグラフの売り上げが

激減したことから、あきらめざるを得ない

状況にあったようです。


しかし、1966年に再びホイヤーは、

ブライトリングやビューレン、デュボワ・デプラ、

ハミルトンとともに、共同で、自動巻き

クロノグラフの開発に正式に乗り出すのです。


そして、1968年はじめに、記念すべき

キャリバー11のプロトタイプ1号が出来上

ったというわけです。


このキャリバー11を搭載して、

1969年の3月3日に、ブライトリングの

クロノマチック↓が・・・
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そしてホイヤーのモナコ↓が・・・
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更にホイヤーからはオータヴィア↓などが

発売されるに至るのです。
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これらの時計の特徴は、ムーブメントの

構造上リューズが左にあるのですね。




一般的には、このホイヤーとブライトリング

が出したキャリバー11が世界初の自動巻き

クロノグラフだと言わることが多いのですが、

実は・・・・



→世界初の自動巻きクロノグラフ③へ



※社名は、解りやすいように 現在のもの、

 または、現在通じやすいもので書かせて

 いただいています。