臺灣への旅 NO.x 3人旅のカメラトラブル!! | CHARLIE’S X ~Planet of the 'GODS'~

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アマチュア小説家(キャリアover30年 眉村卓先生、牧野修先生に師事)、リハビリ人(字が書けないけど身体障害者でもない about20年)、気象予報士(免取(^_^;)v)、占い師(吉田佳代名義 易学・四柱推命)

ゆばあば

 九份は、宮崎駿監督が、『千と千尋の神隠し』の着想を得た場所で、湯婆婆の家のモデルにした建物がありました。非国民の私は、この作品は観ましたが、ほとんど記憶していません。湯婆婆の吹き替え、森光子さんじゃなかったでしたっけ(?_?)
 なんか、それ以降観光客が増えたそうで、韓国ドラマのロケ地にもなったそうです。 ↓


韓国

 さて。
 九份で、私のフィルムのカメラが壊れました。(詳細の悲しいお話は前のページをご覧ください)

 私と、私の母の妹2人の3人で参加したツアー。
 この3人のカメラ所持事情をお伝えしておきます。

上のおば;今年に入っておじに買ってもらった一眼レフのデジカメがあります。しかし臺灣に来る直前、おじがそのカメラをいじっていて、8枚連写の設定にしてしまった挙げ句、戻しかたがわからなくなってしまったので、臺灣にはカメラを持って来ていませんでした。

下のおば;コンパクトなデジカメを持って来ていました。

ワタシ;フィルムのカメラとスマホのカメラを持って来ていました。

 さあ。九份でついに、まともなカメラは「下のおば」が持っているもの1つになってしまいました
 私はと言えば、この日の夜にどんなにしんどくても、最悪1人ででもカラオケに行き、現地で歌った臺灣の歌の動画を、絶対にスマホに保存して帰ろうと思っていました。だからしょっちゅうスマホの設定画面を開いては、データの残量をしきりに気にしていました。だから、極力スマホで写真を撮ることは避けたいナ。と思っていました。そして、さらなる我がままな企みを打ち明ければ、私のスマホの容量がいっぱいになったら、下のおばのデジカメにカラオケの動画を保存してもらおうとさえ思っていたのです、が……。


忠烈祠

 台北にある忠烈祠(ちゅうれつし)という、日本でいう靖国神社のような所、つまり、偉大な戦没者をお祀りしている所だそうです。
 ここは、入口の門に2人と、そこから100mくらい、もっとあるカナ? を隔てた中の門に2人と、とにかく2人ずつ、「衛兵」が立っているのです。
 臺灣には徴兵制度があって(今の総統になってからはなくなっているそうです。しかしヴィック・チョウが兵役に行っていないことでほかの芸能人から文句を言われている、というようなゴシップニュースを見たことがあります)、厳しい基準に則って選ばれた人たちだけがこの衛兵になれるそうです。
 基準というのは、身長が180~183cmのあいだで、家族の過去3代に渡って犯罪者がいないこと、などだそうです。(帰りの飛行機で隣に座ったお姉さんのお話によると、学歴と体重に関しても基準があるとのことでした)ちなみにガイドのレンさんは、
「私は背が高すぎて衛兵になれませんでした」
 と。
 どう見ても180cmあるようには見えない人なのに……。冗談を言っていました。

 間近で見た衛兵は、2人、見つめ合っている、日焼けしたマネキン人形のようでした。
 ピクリとも動いていないな、と思ったのですが、意地の悪い私は必死でアラ探し(^_^;)
 そして気づきました!
 さすがにお腹は動いていた!
 そりゃ、いくら人形みたいに見えたって、息をしないと死んでしまいますもんね。
 みなさんも、忠烈祠の衛兵さんを見るときは、必ずお腹を見てください!!

 その、「交代式」というのがここの見ものなのだそうで。
 2人ずつの衛兵さんが、別の人たちに変わる、一種のパレード――ものすごく地味で静かな行進――です。20分くらいかかったかな。
 先に中の門で衛兵さんが交代し、私たちは入口の門の近くで、向こうからゆっくりと行進してくる衛兵さんたちを待ちかまえていました。(厚かましい中国人のおばちゃんが前に割り込んできて、カメラに写り込んでしまった! ほんまムカつくわ(-_-#)「ドケ!」言うたろかとおもた)
 その様子を動画として保存するために、下のおばが持っているデジカメを使いました。
 私が「動画モード」に切り換えて、カメラをかまえていました。

 が。
 3人の衛兵さんたちが横1列に並んで、黒くて長い銃をガチャリ、ガチャリと鳴らせて同じ動作をしているとき。
 ぷつり。
容量がいっぱいになりました
 ……。
 そんな殺生な!

 というわけで。
 私はまだ見ていませんが、忠烈祠の交代式の動画は、中国人のおばちゃんが写り込んでいるわ、いちばんいい場面で切れているわで、とんでもなく残念なものになってしまいました、トホホ。

 そうして!
 唯一の頼みの綱だった、下のおばのデジカメまで使えなくなったわけで……。(このおばのデジカメに入っていたメモリーカードには、臺灣へ来るまでに撮った写真もたくさん入ったままにしていたようでした)

 残るは私のスマホのみ……。なんと心もとない……。

 しかし!
 今のスマホは侮れませんなー。
 あれだけバシャバシャ写真を撮って、カラオケでは結局5曲分くらいの動画を保存したのですが、容量の残りを確認したところ、まだ全容量の半分を少し過ぎたくらいでした。

 というわけで。
 忠烈祠以降の写真は、私のスマホに全て委ねられてしまうことになりました。

 この2人のおばたちには、今回の旅で(まあそれ以外もいろいろありますが)ものすごくお世話になったので、自分の撮った写真と、WORDで作った「行動結果表」とか「レンさんのお話」をまとめた文書などと一緒に、1枚のCD-ROMにして渡そうと思っています。下のおばのメモリーカードに入っている写真もそこに含めたいと考えています。忠烈祠のパレードも入れたいナ。

 フィルムのカメラで撮った写真をスキャンせねば!!(めんどっちぃなぁ~。いやいや。けど、お世話になった2人のおばのためダ!!)