夢の続きを追い求め…前編
今回の序章はこちら
何処に行こうかという話になった。
急に思い立ったので、リサーチもしていない。
行った事のあるという千歳川ぐらいしか思いつかないという。
しかし、わたしには思惑があった。
実は密かに空知川を制覇したい。
先日の空知川ツーリング 、1泊2日で下金山から布部まで下った。
こないだの続き、布部から先、滝里湖まで下ってみたかったのだ。
ここから先、上陸場所はいくらでもある。
富良野市街、学田、島ノ下、そして滝里湖。
無理はしなくたってイイ、また次に下ればイイのだ。
生憎、天気はイマイチ。
準備もそこそこに昼飯はおにぎりを押し込んだだけだった。
今度は布部の左岸、コンクリートで護岸された所から進入した。
ここから先はそんなに瀬は無い。
緩やかな流れが続くだけだ。
しかし、川幅が広くなると、流れの潮目がハッキリとしてくる。
川の向きや、形によって大きく流れが変わってくる。
緩やかながらも、浅い所も多く、何処を通ってゆくか瞬時の判断が迫られる。
内側を流れる浅い所を避けようとすると、外側の速い流れに呑まれてしまう。
外の川岸に近いところは倒れた木や大きな木が張り出しているので、気をつけなければならない。
この間友達が沈したのはそんな場所だった。
空知川も富良野に入ると、右岸にコンクリートと木で出来た、テトラポットのようなモノが現れてくる。
一体どんな理由があって存在してるのか判らないが、それが、ほぼ等間隔で点在している。
流れに呑まれると、操縦は効かなくなる。
出来るだけ流れに垂直になるように艇を操縦しながら、早め早めに狙いを定めて艇を切っていく。
空は曇りだし、雨粒が川面を打ちつける。
こんな日にカヌーに乗ろうとするのが無理だったのだろうか。
しかし、ゴール地点まで進むしか、他に手立てはない。
僕らはパドルを握り締め、空知川を下って行った。
続きはこちら
何処に行こうかという話になった。
急に思い立ったので、リサーチもしていない。
行った事のあるという千歳川ぐらいしか思いつかないという。
しかし、わたしには思惑があった。
実は密かに空知川を制覇したい。
先日の空知川ツーリング 、1泊2日で下金山から布部まで下った。
こないだの続き、布部から先、滝里湖まで下ってみたかったのだ。
ここから先、上陸場所はいくらでもある。
富良野市街、学田、島ノ下、そして滝里湖。
無理はしなくたってイイ、また次に下ればイイのだ。
生憎、天気はイマイチ。
準備もそこそこに昼飯はおにぎりを押し込んだだけだった。
今度は布部の左岸、コンクリートで護岸された所から進入した。
ここから先はそんなに瀬は無い。
緩やかな流れが続くだけだ。
しかし、川幅が広くなると、流れの潮目がハッキリとしてくる。
川の向きや、形によって大きく流れが変わってくる。
緩やかながらも、浅い所も多く、何処を通ってゆくか瞬時の判断が迫られる。
内側を流れる浅い所を避けようとすると、外側の速い流れに呑まれてしまう。
外の川岸に近いところは倒れた木や大きな木が張り出しているので、気をつけなければならない。
この間友達が沈したのはそんな場所だった。
空知川も富良野に入ると、右岸にコンクリートと木で出来た、テトラポットのようなモノが現れてくる。
一体どんな理由があって存在してるのか判らないが、それが、ほぼ等間隔で点在している。
流れに呑まれると、操縦は効かなくなる。
出来るだけ流れに垂直になるように艇を操縦しながら、早め早めに狙いを定めて艇を切っていく。
空は曇りだし、雨粒が川面を打ちつける。
こんな日にカヌーに乗ろうとするのが無理だったのだろうか。
しかし、ゴール地点まで進むしか、他に手立てはない。
僕らはパドルを握り締め、空知川を下って行った。
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