「ネットストーカー」と「しつこさの精神病理」
こんにちは。
パチンコに行ってたんですが、当たりが少なすぎて帰ってきました。
スマフォに変えて写真を撮るのが・・・ 暇なときに載せます (*v.v)。
さて、今回も社会勉強です。
先日・・・ 「コウさん、ストーカーの被害を受けてないですか?」
みたいな話を受けましたので、ん~ そうとも取れるかと考えてみました。
私、精神分析は専門ではありませんので、下記のリンクをみんなで勉強しましょうw
「ストーカー被害対策ネットワーク」
このサイトはわかりやすいですね。
近年の話でしょけど、「ネットストーカー」という行為や言葉もあるようです。
2000年11月24日に施行されたストーカー規制法で、
そうしたオフラインでのストーカーや、ネットでのストーカーは、
「嫌がらせ行為」ではなく、「犯罪行為」として取り扱われるようです。
ストーカー行為は悪いことなんですね。
人間として、そうしたことはしてはいけない、という話です。
次に・・・ 別件ですが、
今日の午前中にいい記事を見つけましたので、これもリンクをします。
ちょっと難しいですけど、2回くらい読んだらわかります。
「しつこさの精神病理」
国内でも著名な精神科医の先生の著書について評価をされているサイトです。
春日武彦先生が発見した、「復讐感情消去法」という話が書かれています。
「精神科医としての臨床経験から述べると、自縄自縛で自分を不幸にしていくタイプの人がいる。彼らには「自分は間違っていない」という信念がある。論理的で理屈っぽく、何事も収支決算の帳尻が合うことに固執する。
被害的で自分は損ばかりしているといった感情のもとに思考を進めがちで、また自尊心が高い。そうした「自分は間違っていない」モードへ常に気持ちを設定しているので、すぐに「許せない」と苛立つ。あんなことをするなんて信じられない、と憤る。結果として、正義の名のもとに報復しなければいられない気分に駆られるものの、実際にはなかなかそうはいかない」
この文章の意味を考えてみたのですが、個人的に心当たりがある人がいます。
超高層ビルのように自尊心が高い人が稀にいますね。
「どこから意見してるんですか?」みたいな、上から目線と言いますか・・・
それで、私なりに分析してみたんですが、
たぶん、そういう人は・・・
「自尊心が高い」ことと、「正義感が強い」ことを錯覚しやすいのではないかと。
前述の春日先生の著書にもありましたように、
「自分が一番偉い」と思い込んでいるので、「自分=正義」という錯覚・・・
自分が思うこと、考えることが正義であるという錯覚・・・
それ故に、自分を批判するような相手は、悪魔にしか見えない・・・
自分が神様なので、自分に楯突く人間は、すべて悪魔に見えてしまう・・・
恐らく、そうした精神的傾向性がある人は、
仮にブログか何かのコメントでもあったときに、
人様にご意見を頂いたことに対しての感謝はなく、
自分に好意的な内容であれば、嘘偽りの情報でも正義の材料として取り扱い、
逆に、自分に不利な内容であれば、意味不明の裁きをしてしまう・・・
その結果、自分では正義の観点から鉄槌を下しているつもりが、
一般常識がある方々からしてみたら矛盾のオンパレードになっている。
つまり、物事の矛盾に疎くなるのかもしれないと、そう分析しました。
そうした理由で、自分では本当に気付いていないこともあり・・・
自分が正義であると錯覚しているレベルに応じて、
それを自分自身に納得させるべく、
自分の信念を崩した相手に対してのストーカーのようなしつこさが生まれる。
これが、自己愛性ナルシスト症候群の一症状ではないかと考えました。
更には、前述の春日先生へのインタビュー記事があったのですが、
特定の精神疾患がある患者さんのケースでは、
他人から、「頑張れ!」と言われることを異常に嫌う心理があると・・・
つまり、一過性の優しさなどの表現は、
相手が自分を馬鹿にしていると感じることがあるようで、
そうした患者さんに対しては、「嫉妬」をしてあげることが効果があると・・・
そうした精神的傾向性がある人は、「嫉妬」をされることを望むらしい。
逆の意味では、「尊敬を集めたい」ということにも近いかもしれません。
自分が他人よりも優れているということを知らしめたい・・・
先生、先生と呼ばれることに異常な執着を持っている・・・
自分達の周囲にもそうした傾向性がある人がいるかもしれません。
ただ、そうした精神的な傾向性がある人が悪人であるとは限りません。
本当に正しいと信じて人生の選択をしてることもあるかと思います。
自分では判断ができないが、別に悪いことをしている自覚はない。
それであれば、人様に迷惑をかけることがあっても責めることはできません。
人間の魂と言いますか・・・ 何なのかわかりませんが、
そうした人が周囲にいる場合には・・・
そっとしておいてあげたほうがいいかと思いました。
そして、できるぎり、禁句であるところの「頑張れ!」という表現を使わずに、
尊敬の言葉や表現で温かく接してあげて頂きたいです。
今回の話は、私の性格上での嫌味でも悪意でもなく、
本心でそう考えたので記事にしてみました。
では、ありがとうございました。