消防設備点検のアルバイト、始めました(前編) | チャンネル83

消防設備点検のアルバイト、始めました(前編)

以前、マンションの非常灯のバッテリー交換のバイトをやった会社、

あそこで12月の間、しばらく働くことになったんだ。

という訳でそのバイトについてのお話。

 

12月1日

朝5時半起床。

7時半に会社集合のこの仕事の朝は早い。

この前みたく作業着に着替え現場出発。

今回のメンバーは自分と社員ともう一人のバイト君。

出発してすぐ、移動の車に機材のいくつかがないことが発覚!

さっそくの足踏み。

結果80キロ(いや100キロか?)はあろうかというスピードで公道を爆走!

そしてドライバーである社員のアンチャンはよく喋る。

これでもかというくらい喋る。

ここ1ヶ月休みがなく、オマケに今は体調が死ぬほど悪いとのこと。

(ってかホントに悪かったのだが)

何度も「死ぬ」と「会社辞める」というコトバを連呼しながらのドライブ。

朝っぱらから素敵なドライブだ。

ちなみにカーラジオからはくるりの「Bus To Finsbury」

いよいよもって素敵なドライブ。

 

都内にあるとあるマンションが今回の現場。

そこでの「消防設備点検」が自分達の仕事だ。

「って具体的に何やんのよ?」という疑問もあるだろう。

大雑把に説明しとく。

あんま面白くはないだろうけど。

 

先ずマンション内の住居者のお宅にお邪魔する。

で、そのなかにある火災報知器ガス探知機が正常に動くかどうかをチェックするのだ。

(あと避難はしごがある場合にはそれもチェックする)

火災報知器は電熱棒(通称「あぶり」)を用いてチェックする。

電熱棒を近づけ、その熱で報知器を反応させるのだ。

近づけてちゃんと反応すればオーケーって訳。

ガス探も同様、ぶつに直接ガスを吹きかけて反応させる。

そんな感じのお仕事な訳さ。

 

管理人に挨拶を済ました後、早速仕事開始。

もう一人のバイト君は管理人室に残り、そこからシーバーで現場とやりとり。

現場で報知器などを反応させると管理人室のランプが反応するのでその対応なども確かやるのだ。

で、自分は社員とともにお宅訪問。

一軒一軒入っては点検作業をこなす。

大抵の場合、奥さんが出てくる。

なのでその奥さんに挨拶をして作業に入るのだが、

途中ふと思った。

マンション、奥さん・・・。

 

つまりは「団地妻」?

 

はい、アホです。

まあ、実際そんな昼メロのような展開、ありえませんので。

(あたりまえだっつーの!)

実際にはオバちゃんばっかだしね。

 

この仕事をやっていて面白かったのは色んな人の部屋を覗けることだった。

大抵部屋を覗くとそこに置いてあるものでそこに住む人間がある程度分かるもの。

例えば音楽好きとかオタクだとか。

特に強烈だったのは、

 

姉(妹?)部屋が思いっきりビジュアル系のポスター、

弟(兄?)の部屋がハロプロ系のポスターばっかというお宅。

 

随分なお子さんをご持ちで・・・。

 

そんなこんなでこの日の分の調査を終了。

帰りもやはり社員のアンチャンの「死ぬ」「会社辞める」というコトバを聞きながらの素敵なドライブ。

会社に到着しこの日分の給料をもらい帰路に着くのだった。

 

後編に続く。