俺の頭の中の消しゴム
実はちょっと前にバイトで「私の頭の中の消しゴム」の試写会に行ってたんだよね。
ただ、バイトなんで映画そのものを見れるわけじゃないんだけど。
(ただ控え室で最初の10分ぐらいは見れた)
という訳で現在は「私の頭の中の消しゴム」のスキンを使っとります。
まあ、ヒロインが若年性アルツハイマーに陥るって映画なんだけど、
この映画の話を聞いてある映画の話を思い出したんよ。
映画のタイトルは覚えてないんだけど、
内容としてはあるカップルが分かれて、女のほうが男の記憶を消してもらった訳よ。
(確か映画の中じゃそれがビジネス化なんかになってんだっけ?)
で、それを知った男も女の記憶を消してもらった訳。
両方とも記憶を消してもらって出会っちゃったんだけど、どーなると思う?
両方とも記憶がない、つまり状態としては出会う前にリセットされた訳よ。
だから二人ともまた恋に落ちちゃったって訳。
「何じゃ、そりゃあ」って思ったけど、でも記憶ってそーいうもんなのかなあって思ったんだ。
たまにいや~な記憶を消したいな~と思うこともあるんだけど、もし消しちゃったらきっとまた同じことを繰り返すんだろうなあ。
そう考えるといや~な記憶ってやつもある種大事なんだろうなあなんて考えたりもします。
もちろん思い出すだけで嫌だったりもするけど。
で、その記憶にくっついた感情(怒りとか悲しさ)ってのもその記憶をより忘れないようにするためのメカニズムなのかもなあ。
ここらへんの話は以前読んだ「海馬」って本を読んだ時にも思った話なんだけどね。
「私の頭の中の消しゴム」がどーいう結末かは知らんけど、多分何かしらのハッピーエンドで終わるんだろうね。
(ちなみにこの映画って昔日本でやっていたドラマのリメイクらしいけど、そっちはどーいう結末だったんだろう?)
記憶を忘れたヒロインがリセットされた状態でまた男のことを好きになったりする。
で、忘れてまた好きになって、やっぱり忘れて好きになって・・・・。
それの繰り返し?
何てことになったらちょっとコントみたいだなあとも思うけど、でもそれでも男は愛し続けそうだよなあ。
話が色んな方向に飛んで、まとまりのない気もするけど、とりあえず思ったこととしては
記憶はどんなもんでも忘れないほうがいいってことかねえ?
なんてしみじみと思ったりしてね。