秋田出張2日目は秋田の地酒『高清水』の酒蔵見学へ
ちゃんこ市川と言えば高清水、埼玉で高清水と言えばちゃんこ市川
と言われるように、しっかりとお勉強してまいりました。
高清水(秋田酒類製造株式会社)は1944年に24の酒造業者が集まり
設立されたが、12の酒造業者が残り現在に至っている。
高清水という酒銘は1947年に公募で決定されました。
高清水には大きな酒蔵が2つ(本社蔵と御所野蔵)と
全ての工程を手作りで行う、小さな仙人蔵があります。
一般の方は本社蔵の見学コースが見学可能となっております。
今回は本社蔵と御所野蔵2つの酒蔵を見学させていただきました。
本社蔵は6階建てとなっており、運び込まれた白米は最上階へ
工程を追うごとに下層階へ運ばれる効率の良い設計になっています。
↑精米された米を蒸す機械(ベルトコンベア式)
発酵が始まる前の醪(もろみ)
発酵している様子が分かります
”タンクの中は酸素ゼロなので落ちたら死にます”との事です
自動圧搾機。これでお酒を絞って清酒と酒粕に分けます
しぼりたてのお酒『槽口(ふなぐち)の酒』
普通酒の精撰だったけど、めちゃくちゃ旨い!
貯蔵タンク、これ一つで1升瓶1800本くらい
高清水で一番大きい貯蔵タンク
大吟醸のしぼりがあったらしく、ものすごい吟醸香が漂っておりました。
高清水酒蔵見学でお世話になった廣島営業本部長(右2)
本社蔵を案内してくれた田松さん(左)
ちゃんこ市川担当の池田課長(右)
高清水内の施設『倉//蔵』(くらくら)にて
ここではオリジナルグッズの販売や試飲を行っています
午後からは本社蔵から車で20分くらい離れた御所野蔵へ
御所野蔵に併設された精米工場
高清水で使用するお米のすべてがここに集まり、
精米されて御所野蔵、本社蔵へ運ばれて行きます。
高清水が誇る、最新鋭の設備が整った御所野蔵
とはいうものの、水が無いので本社蔵からわざわざタンクローリーで
運んできて酒造りをしているということです。
酒米を蒸す機械
本社蔵とは違う昔ながらの甑(こしき)型
貯蔵タンク
御所野蔵では純米大吟醸の醪(もろみ)と
大吟醸の槽口のお酒を試飲させていただきました
この槽口の大吟醸を売り出して欲しいと本気で思いました。
他にも麹室や熱処理装置など見学させていただきましたが、
杜氏の話を聞くことに夢中で写真を撮り忘れてしまった。
昔ながらの手作りと最新鋭の機械をうまく取り入れながら
麹米から加熱処理まで徹底的な温度管理をし、
真摯に酒造りに向き合う姿勢が高清水の旨さの秘訣なのだと
感じることが出来たので、非常に良い経験をさせていただきました。
加藤杜氏が特別に用意してくださった利き酒
杜氏いわく高清水の最高峰『瑞兆』をはるかに凌ぐ美味しいお酒たち
今回案内してくださった加藤杜氏(高清水のすご~い人)
主な受賞歴
全国新酒鑑評会入賞 13回(内、金賞12回)
東北清酒鑑評会優等賞(吟醸の部)15回
東北清酒鑑評会優等賞(純米の部)12回
秋田県清酒品評会知事賞(吟醸の部) 8回(内、首席2回)
秋田県清酒品評会知事賞(純米の部) 5回(内、首席2回)
山内杜氏組合自醸酒鑑評会優等賞 13回(内、首席2回)
秋田県優良技能者表彰(2013年11月)
ちゃんこ市川でもおススメしている『きもと特別純米』は
加藤杜氏が自分で晩酌用に呑むならこういう酒が飲みたいと
作り出されたお酒らしいです。
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