【中古マンション】買ってはいけない築年数ランキング | 間違いだらけのマンション選び

【中古マンション】買ってはいけない築年数ランキング

中古マンションの買ってはいけない年代を不動産業者にいたときに聞いた話や経験から理由等をまとめました


買ってはいけない年代



1位:95年~99年

理由:バブル崩壊後、ゼネコン業者が経営にいきづまり、コンクリートを薄めた時代。

関係者からも聞きましたが当時「赤字発注」が業界の慣習で大手スーパーゼネコンが下請けに出す際に、今回は赤字かもしれないが、次回も必ず発注するからと厳しい予算で下請けに工事を要求した時代です。コンクリートにリアルに水を入れていたそうです。大手の○水の方から聞きましたので間違いはありません。なのでこの時代に建てられたマンションはひびが入りやすく、そういう物件を何度も見ました。予算が無いので水を入れたのは仕方なかったのでしょうがひどい話です。
99年にこの赤字発注が関係者の間で問題となり、金融庁が重い腰を上げ、「赤字発注禁止」の規制をかけたため赤字発注はほぼなくなりました。





2位:2000年~2004年

理由:所謂「姉歯」事件当時、金融庁の赤字発注禁止規制を受け、主に中堅ゼネコンが設計会社とグルで耐震偽装を行った時代。2003年は景気どん底で建築コストもかけられなかったため偽装により利益を確保しました。中堅デべや中堅ゼネコンは常に自転車操業なので、いかにローコストで利益を確保するかしか頭にありません。居住者の幸せは全く考えてませんから。耐震偽装が発覚してしまうと、入居者は法令上退去を迫られ、引越し費用と新居の家賃と住宅ローンの2重苦となってしまうため、入居者が調査はできないという本末転倒の事情があり、未だ耐震偽装のマンションがどれだけあるかは永遠に分からない。この時代も非常に要注意。




3位:2005年~2010年

理由:耐震偽装問題を受け、建築基準が急激に厳しくなり、技術が追いつかずコストをかけすぎているため。




以上のランキングから、おすすめ年代は85年~92年あたりのバブル期のマンション。景気が良く建築コストを結構かけていながら、年数的に比較的リーズナブルに買えるから。


それ以前の建物は老朽化により、また住宅ローン優遇税制も適用できないため85~90年初頭はおすすめ。






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