インパクトあるフロントコートが形成される | High Fidelity~ふわふわlife~

High Fidelity~ふわふわlife~

元下っ端経営コンサルタントの日々の日記


High Fidelity~ふわふわlife~



昨年のNBA優勝チーム、Mavsのスターティングセンター、

タイソン・チャンドラーがKNICKSに加入することになりました。


つい最近書いた記事で

トゥリアフはサイズが足りないからなあ・・・と書いたのですが、

チャンドラーが加入するとは本当に予想外でした。

マブスに残留するものと思っていたので・・・



この結果、チャウンシー・ビラップスはウェイバーされてしまい、

KNICKSはベテランズ・ミニマムでマイク・ビビーと契約しています。



来期のスタメン


PG マイク・ビビー (トニー・ダグラス)

SG ランドリー・フィールズ

SF カーメロ・アンソニー

PF アマレ・スタッドマイヤー

C  タイソン・チャンドラー



フロントラインのスタメンだけ見れば、

NBAの中でも上位に位置づけられるかなあと思います。

チャンドラーも「ディフェンスとリバウンドが仕事」と言ってくれているところは頼もしいです。



しかし、やはり総合力的には微妙な気がします。



アマレ、チャンドラーともに怪我に弱いイメージが付きまといますし、

控えのフロントラインをどう構成するのかが気になります。


一応、ジャレッド・ジェフリーズとは再契約しましたが、

もう少しオフェンス力もあるインサイドの人材が欲しいところです。

(カート・トーマスがPORと2年契約したのは本当に残念でした・・・)



あとはやはりバックコート陣が圧倒的に弱いですね。

コストパフォーマンスで考えた場合、ビビーという選択肢は悪くないと思いますが、

ボールを持ちたがるプレイヤーが多いKNICKSで活躍できるか不安です。

(昨年のMIAで彼があまり活躍できなかったように・・・)



ビビーは周りにボールを上手く回せるプレイヤーが

多いチームでこそ生きるタイプの選手だと個人的に思ってます。


SAC時代のウェバー、ディバッツやATL時代のジョー・ジョンソンなど

ボール捌きが得意なプレイヤーと一緒にプレーしてこそ活躍できる気がします。


またトニー・ダグラスも昨シーズンのプレイオフBOS戦で

レイジョン・ロンドの足元にすら及ばなかった姿を見ると、

ビビーもクイックネスを失ってしまっており、

高速PGのいるチーム(CHI、OKC、SA、BOSなど)と当たった場合、

無残な結果になる可能性が高い気がします。



あとはフィールズの成長に期待ですかね。

(まだ伸びしろがあるかは微妙なところですが・・・)



けどキャンビーが抜けて以来の

期待できるディフェンシブなビッグマンの加入で

今シーズンが楽しみです。

アマレの負担もこれで軽減される気がします。



最後に

今年はカーメロにもディフェンシブ・チームに入る意気込みで、

ディフェンス面でも頑張ってもらいたいです。


1on1のオフェンスだけしかできないリーダーは不要だし、

彼のトレードのせいで補強もままならなくなってしまったので。