IRCC 参戦記⑤
今日はレースで使用していたESC(Speedpassion GT2.1EX)のセットアップについてからお話しましょうね
遠藤選手・渡辺選手共に使用しているパワーソースは以下の通り
遠藤車:Speedpassion GT2.1EX + Speedpassion MMM Competition V3.0 3.5R
渡辺車:Speedpassion GT2.1EX + Speedpassion 1cell SPEC V3.0 3.5R
と言う仕様になっています
そこで2者のESCのセットアップはと言うと・・・
1:Runnninng Mode
1/1
2:Drag Brake Force
3/3
3:Low Voltage Cut-Off
1/1
4:"DRRS"Start Mode
9/9
5:Brake Force
3/2
6:Reverse Force
1/1
7:Initial Brake Force
1/1
8:Netural Range
1/1
9:"DMTS"Timing
7/8
10:Over-Heat Protection
2/2
※遠藤車/渡辺車と表記しています
2者の違いは設定項目5番9番のみとなっていますこれの理由を説明しておきますねまずは項目5番ですが、これは単純なブレーキの設定項目です強ければ強いほど、ブレーキング時の姿勢の制御が難しくなりますブレーキの苦手な渡辺選手は「ブレーキは効くのだけど・・・・難しくならないほうが・・・」との弱気の姿勢でこうなりました遠藤選手は「ブレーキを使いこなすから強くかけられるようにしたい」との強気の姿勢でこうなりましたこの時点で渡辺選手負けてます単純にブレーキが強く効けば良いってものではないですけど、やってやるぞって姿勢が重要ですわね「へたれ」に任命されました
さて次に9番の項目アンプ側でかける進角なのですが、遠藤車は22.5°進角させる7を選択渡辺車は26.25°進角させる8を選択していますどうしてこうなったのかと言うと・・・・みなさん大体解っちゃうでしょうけど一応説明しておきますねその要因はモーターの違いなんです遠藤車に搭載されているモーターは最新型の”MMM”、標準で+10°進角するセンサーが取り付けられています対して渡辺車のモーターは”1cell SPEC”こちらは標準の±0°のセンサーですだからこうなっちゃう訳です凄く簡単に説明しましたがお解かり頂けますかね
おまけでその2台のモーター側の進角を申し上げますと・・・
遠藤車: 16°
渡辺車: 9°
ってな具合に設定してあるわけですよそれでもって2台の指数ですが34.75
なんでげす