自分で感じた進歩
昨日も書きましたが、去年今日、私は初めてギターを楽器として触りました。
そして今日、一人、感慨にふけり、一年前に何も分からない私にいきなり教えてもらった「桃花源」を久しぶりに弾いてみました。
びっくりですね。
あれだけ苦労して苦労して超えられなかった「峠」もちゃんと越えられ、待って待って待ち続けた「便り」もちゃんと届きました。
(「桃花源」の歌詞を知らない人のために・・・。最初の出だしが♪あなたの便りが峠を越えて 私のおうちに届く頃♪なんですよ。だからこういう書き方をしました)
なんかうれしくなりますねぇー。
出来なかったことが少しでも出来るようになるってすごいことですねぇー。
おまけに私はどこまでもO型気質。
ふと昨日のさださんの「生だら」で演奏されていた「不器用な花」が弾きたくなりました。ちょっと前に友人がその楽譜をコピーしてくれていたのを思い出し、それをひっぱりだし、CHALLENGE!!(←どこまでも好奇心は旺盛なんです。怖いもの知らずともいう)
最初は「あれぇー?」「なんか変」とか思いつつ弾いていましたが、それとなく「それらしく」なり、ものすごくうれしくなりました。
こうして弾いてみたいなぁーと思う曲を「弾いてみよう」と思える自分にもびっくりです。
だって去年はそんな風に思わず、「次はこれをやってみようね」と先生に言われて、「大丈夫かいな、私?」と固まっていた日々だったからね。
自分から「弾いてみたい」と思うことはあっても、自分から弾いてみようと思うようになったのはつい最近のこと。そして怖いもの知らずにチャレンジしだすようになったのもこれまたつい最近のこと。もちろん撃沈すること多々。でもめげない私。笑
これだけでもすごいことだなぁーって思います。
去年、ことある毎に書いてましたが、私にとっては「たかがギター」ではなく「されどギター」なのです。
出来ない(弾けない)と思っていたギターが少しでも「できる」と思ったとき、私の中にちょっとした勇気が芽生え、そして自信が生まれたから。
これはやっぱり私のような「チャレンジド」(障害者)には大きな大きな力になるんですよねぇー。
それを改めて実感したことを、そしてそんな風に変わりつつある自分を、すごいなぁーと思います
出会ってよかったです、ギターと音楽とそして素敵な先生に。
感謝感謝です。
鬼に笑われてもいい。
来年、また「去年は出来なかったことが出来るようになってる」といえるそんな私でいたいなぁーと思います。
そうそうどうでもいいことですが、「不器用な花」は初めて聞いたときから私のテーマソング」だぁーと思っていた曲でした。
またまた楽しめる曲が増えたことに少しの喜びを感じつつ、また新たなギターの一年の始まりをきりました。
楽しみ、楽しみ。